JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

UNDOKAIを開催しました!

先日、配属先の学校にてUNDOKAIを開催しました。

ここザンビアでは、体育が国のカリキュラムでは定められているにもかかわらず、実際の学校現場では体育の授業が一切ない…(!)ということがよくあります。

現場の先生たちは自身が体育の授業を受けてきていないため、どのように授業を行ったらよいか分からない…

また、体育の授業があったとしてもスポーツ大会のための選考会になっていることもあり、全ての子どもたちが体育の授業に参加できているわけではありません…

学生たちには、体育の授業の必要性や大切さをしっかりと学んでほしいと思っています。

また、授業を通して、仲間と協力することや一生懸命取り組むことも体験してほしいと思い、UNDOKAI開催に至りました。

種目は学生たちが選択し、準備物なども学生が中心となって用意しました。

写真は騎馬戦の様子です。帽子ではなく、紙で被り物を作っていました。

「道具がないからできない、ではなく、どう工夫すればできるか。」を大切にしてほしいと伝えましたが、その心が通じていたようで嬉しかったです。

学生たちに指示出ししている人が、私のカウンターパートのニレンダさんです。

教育に対する情熱にあふれており、人間性も高く、授業のやり方についてなども私の方が沢山のことを学ばせていただいています。

ニレンダさんとは、Sport For Tomorrowプロジェクトの一つである、JOCA主催の「マラウイUNDOKAI」に昨年11月に一緒に任国外出張に行く機会を与えていただきました。

オープニングの中でのUNDOKAIのについての説明や、学生への指示出しなど、マラウイでのワークショップが大きく生かされていたように感じました。

種目や細かい動きの確認をしているところです。

なんとか無事に開催することができ、ホッとしています。

今回のUNDOKAIを通して気付いたことを、次回、10月のUNDOKAIで生かすことができたら…と思います。

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