JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

UNDOKAI~伝えたかった事~

UNDOKAIでは各種競技や組体操だけではなく、オープニング(開会式)の際にザンビアの伝統的なダンスと、隊員によるよさこいソーランの演舞も行いました。

UNDOKAIが行われた10月24日はザンビアの独立記念日ですので、独立にちなんだダンスが行われました。

ちなみに、ザンビアが独立したのは1964年です!

体育やスポーツに興味のある人はピンときたかもしれませんが、1964年は東京オリンピックが開催された年でもあります。

1964年という年は、ザンビアの人々にとっても日本の人々にとっても大きな意味を持つ年です。

開会式の際にはカウンターパートの先生に、そのことも全体への説明の中に入れてもらいました。

そんな記念すべき日にUNDOKAIを開催してもらえて、本当に嬉しかったです。

ザンビアには現在約80名以上の隊員が活動していますが、その中の約25名程度が隊員活動の分科会となる「ザンビアソーラン隊」に所属しています。

UNDOKAI当日は16名の隊員が駆けつけてくれて、大人数による大迫力のよさこいソーランを学生たちや配属先の人々にお見せすることができました。

ちなみに、ソーラン隊の活動は演舞だけではなく様々な日本文化紹介活動も行っています。(今回は行えませんでしたが…)

私の配属先は小学校の教員養成校です。

体育学科が設置されているわけではないので、中には体育やスポーツがあまり好きではないという学生も当然ながらいます。

しかし、カウンターパートの先生と私がUNDOKAIを通して学生に伝えたかったことは、以下にまとめることができます。

「全ての人に参加する権利があること」

「特別な道具がなくても、その場に人がいれば体育はできるということ」

「簡単に男女で分けないこと」

(なぜなら、学生たちが教員になった時、その小学校のクラスには男女が混ざっていますし、入学が遅れる子もいるので年齢もバラバラです。どんな環境でも体育の授業は行えるということを実感してほしかったです)

「出来る・出来ないで人を選別するのではなくて、それぞれの人には何かできることがあり、そのできることを一生懸命やることが大切であること」

です。

どこまで伝わったかは実は分かりませんが(笑)、何かのきっかけになることを願います。

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