2017/06/30 Fri
着任して1年が経ちます
早いもので、ザンビアに着任してそろそろ1年が経とうとしています。
着任したばかりの頃は、どんな生活になるのか、どんな人々と共に過ごすのか…期待と不安でいっぱいで、「意外と2年て長いんだなぁ…」と感じたりして、自分に1年後を迎える日が来るなんてなんだか信じられなかったです。
ふと、訓練所が懐かしくなったので、派遣前訓練のことを少し書こうと思います。
ボランティアは、派遣前に語学を中心としてボランティア活動するうえで必要な多くのことを学ぶ派遣前訓練への参加が必要です。
派遣される国によって入所する訓練所が異なりますが、私の任国はザンビアなので福島にある二本松訓練所に入所しました。
派遣前訓練の詳しい情報は、JICA公式HPにて見ることが可能です。
(https://www.jica.go.jp/nihonmatsu/enterprise/volunteer/kunren/program.html)
訓練では語学学習が中心ですが、生活班(名簿順に班分けされ、一つの班につき15人ほどで構成されます)での活動も多くあります。
任意ではありますが、多くの班は写真のようにそれぞれの班のポロシャツを作ります。
(語学のクラスや国ごとでも作成しているところもありました)
デザインや色もそれぞれ違って、班の特色が出ます。
私たち5班のポロシャツデザイナーさんたちは、大盛りのご飯を胸のマークにしてくれました笑
もしも、協力隊に応募する時期が違ったら…隊次が違ったら…任国や訓練所が違ったら…
年齢も職業も出身地も異なるこのメンバーで出会うことはなかったと思います。
そう思うと、たった2ヶ月ではありますが訓練所で過ごす日々というのも、とても貴重なものだと感じます。
退所前最後の日曜日、生活班全員で鶴ヶ城や猪苗代湖に遠足に行きました。
おそろいの班ポロを着て共に過ごした時は、今でも本当に素敵な思い出です。
私たちの班のみんなの任国はそれぞれです。
フィリピン、ケニア、モンゴル、マレーシア、ベトナム、東ティモール、マダガスカル、ラオス、マラウイ、エチオピア、ザンビア。
隊員として活動していると、楽しいこと、嬉しいこと、感動することは沢山あります。
でもそれらと同じくらい、辛いことや悲しいこともありますし、時には自分の不甲斐なさに落胆することもしばしば…
しかし、今こうしてそれぞれの任国にいられるということそのものが、とてもありがたいことなのだと感じます。
現地の人と一緒に笑いあったり、ケンカしたり、意見をぶつけ合ったり、たまに泣いたり…
そんな日々を過ごせることが、とてもありがたいと感じます。
そして、同じ時期にザンビアに来た同期も、この地でなんとか頑張っています。
任国にいさせてもらえる期間と時間は限られていますが、焦らず、慌てずに現地の人々と共にありたいと思います。
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