JICA海外協力隊の世界日記

スリランカを変える力になる

活動紹介

ආයුබෝවන් .

(発音:Ayubowan.)

小玉和音です。

10月下旬から、グラウンドでの活動ができるようになりました。

こちらのグラウンドの名前は、

『Japan-Sri Lanka Friendship Baseball Ground』です。

2013年日本の外務省・草の根文化無償資金協力とJICA寄附金を原資として建設されました。

こちらのグラウンドは、国内大会、国際大会、ナショナルチームの練習時に使用します。

両翼96m、センター120mという立派なグラウンドです。

スリランカ国内で、唯一の野球場です。

学校や大学、他の地域に野球場はありません。

各学校の練習時は、校内のクリケット場を使用します。

そのお話は、また別の機会にお話しします。

スリランカ野球、選手達の第一印象としては、ポテンシャルはあると思いました。

技術やルールなど、野球のレベルは高く、身体つきは日本人と比べて大きいと感じました。

上の写真は、守備練習の写真です。

送球や捕球体勢の動作は、ある程度できています。

こちらの写真は、バッティング練習の写真です。

しっかり、打球を飛ばせていますが、まだ、身体の使い方を理解していないと感じました。

スリランカでは、男女共に金属バットを使用しています。

ナショナルチームのみ木製バットを使用しています。

毎日グラウンドで選手たちの練習を見ていると、伸びしろ、改善点はまだまだあると思います。

選手たちは、野球に対して意欲的なので、私の説明に関しては、脳内では理解できています。

しかし、パフォーマンスとしては表現出来ていません。

練習時に、自身の身体と対話する大切さを選手たちに何度も伝えることで、彼らがパフォーマンスの向上をはかれるような指導を行っていきたいです。

野球はグラウンドで行うのが当たり前です。

しかし、それが出来ず、今までオンラインのみで活動していました。

このような状況になって初めて、当たり前が当たり前ではないことに気づきました。

久々にノックを打って手の皮が剥けましたし、練習後、身体はボロボロでしたが、久しぶりのグラウンドでの練習は良いですね。

これからも外でできる有難みを感じつつ、コロナには十分気を付けながら練習に励みたいと思います。

それでは、

☆今日のシンハラ語

හොඳට කරන්න.

(発音:Hondata karanna.

意味は、

හොඳට…良く

කරන්න…~して

直訳すると、『うまくやって』 です。

スリランカでは、『頑張れ!』という意味で使っています。

練習中・試合前は、この言葉を私はたくさん使っています。

では!皆さん、

හොඳට කරන්න.

(発音:Hondata karanna.

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