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ウチの更生学校にはドラマ部なるものが存在します。
日本でいうと演劇部が一番しっくりきますかね。

彼らの演じるドラマの内容はメッセージ性の強いモノです。
今回演じるテーマは、

「ケニア社会に存在するストリートチルドレンとドラッグ問題について」

この二つはケニア社会を語る上で欠かせない問題なのではないかと思います。

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今回の会場は、ケニア第3の都市キスムにあるプライマリースクール。
全校生徒は約3000名という超マンモス校！！
さすがに全校生徒一斉に見るには人数が多すぎるため、各1000人ずつの3回公演。

大勢の生徒を前に緊張するかなと思っていたけど、
緊張するどころか、その状況を楽しんでいる生徒もいて何だか普段よりたくましく見えました。
練習の時より声も出ているし、演技にも気持ちが入っているし。

改めて、こういった普段の練習の成果を発表する機会をもっともっと与えたいなと思ったし、一人でも多くの生徒に経験させたいなと思いました。

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彼らの演技には観客も大満足だったようで、最後には盛大な拍手をもらいました。
終わったのが予想よりだいぶ遅れたため、早く帰らなきゃと私含め先生達は少しあせる。

そんな大人達をよそ目に生徒達からは、
「湖見に行きたい！」との声が。。。

そう、ここキスムは東アフリカで一番大きな湖であるヴィクトリア湖に面しているのです。
（さだまさしさんの「風に立つライオン」の歌詞にもでてくる場所です）
まあ今日頑張ったしなとご褒美も兼ねて、夕日をバックにパシャリ。

帰りの車中、風に立つライオンを聴きながら帰ったことは言うまでもない。