JICA海外協力隊の世界日記

コミヤマのpweson日記

その8 ウミガメの話

ウミガメは、世界的に絶滅が危惧され、様々な保全活動の対象となっている動物です。セントルシアでは、ウミガメが産卵に来るビーチの清掃活動や、産み落とされた卵の保護などが行われています。

一方で、セントルシアには伝統的にウミガメを食べる文化があり、101日から1231日までその漁が解禁されます。10月はクレオールマンスと呼ばれる、セントルシアの伝統的な文化を祝い、楽しむ月で、そのために漁港でウミガメが水揚げされているところを見かけます。捕まえてよい種類は、アオウミガメ(Green)、アカウミガメ(Loggerhead)、タイマイ(Hawksbill)、と決められており、そのほかにも捕まえてよい大きさや、捕獲方法などが厳しく決められています。

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ウミガメの炭火焼きを食べましたが、海のにおいと草のにおいを合わせたような独特な風味がある、鶏のささ身肉のような味でした。(おいしい??

ビーチでシュノーケリングをしている時に、すぐ近くにウミガメがいてびっくりして溺れそうになったり、お友達の漁師が持ってきたウミガメを青空クッキングしてみんなで食べたりと、セントルシアに来てからウミガメをかなり身近に感じるようになりました。

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