JICA海外協力隊の世界日記

コミヤマのpweson日記

その5 セントルシアのお金

こんにちは。今回はセントルシアのお金について紹介したいと思います。

セントルシアでは、東カリブドル(Eastern Caribbean Dollar)が通貨として使用されています。USドルに対して、ECドルと呼ばれることが多いです。ECドルはセントルシアを含め、8つの国と地域の通貨として使用されています。(詳しくはWikipediaを見てください。)為替レートは、1USドル=2.7ECドルと固定されており、また1ECドル=50円として普段買い物をするときに計算しています。ちなみに大きなスーパーマーケットや、観光客向けの店では、USドルも使用することができます。

上の写真は、紙幣と硬貨です。(あえてシワがあるものの写真を採用することで、ネット上の写真との差別化を図りました。)紙幣はポリマー紙幣で、紙幣ごとにこの通貨使用国を代表するものがデザインされています。(詳しくはwikipediaを見てください。)また、硬貨は、左から5セント、10セント、25セント、および1ドルとなっています。以前は、1セントと2セント硬貨があったが廃止されてしまったと同僚が教えてくれました。

DSC_2134.JPG

                                   紙幣裏側

使用頻度が高いのは、25セント、1ドル硬貨、5EC、20EC紙幣でしょうか。50ECや100ECは、お店によっては使えないことがあるまたは、すごく嫌な顔をされることがあります。(おつりがないからだと思われます。)なので、大きなお金は崩すことがストレスフリーに生活する秘訣です。また、25セント、1ドル硬貨、5EC紙幣はバスを使うときにとても重宝します。これらがないときは、バスの中でそわそわしています。

紙幣は、金額ごとに色が違うので区別しやすいのですが、10ECと100ECだけは注意が必要です。これまで何度10ECを払っているつもりが、100ECを出してしまっていたでしょうか。幸い現地の皆さん親切なので、間違えているぞと教えてくれます。

また、5セントと10セント硬貨を使用するタイミングがわからず、どんどんたまっていく問題に悩ませられています。いつでも使えるタイミングがあるのですが、細かいのをたくさん出すと店の人に露骨に嫌なされるのを気にしているうちにたまっていってしまいました。あと、5セントと10セント硬貨は軽くて小さいからか、結構道に落ちていることが多いです。価値は小さくてもお金はお金なので、いつも見つけると嬉しくなって拾おうとしてしまうのですが、そのたびにそれを見ていた現地の方に「日本人卑しい」と思われるのではないかというのが頭をよぎり、結局拾わずに立ち去ることが多々あります。

以上セントルシアのお金の話でした。

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