JICA海外協力隊の世界日記

マレーシア日記・ザ・介護士ともあん

令和5年6月22日(木曜日)の日記 わくわくサラワク編

サラワク滞在2日目

午前

6時

ホテルでお友だちのお迎えを待つ。
今朝は5時に起きて気持ちがいい。
ロビーへ行くと、一人のご婦人がパソコンを使って何か作業していた。
お家と違って、こうして旅行者気分になれるのはいい。

9時半

お友だちに連れてもらって、地域リハビリセンターにおじゃました。
利用している皆さん(障がい者)や、スタッフの皆さんにあいさつをした。
皆さんが、日本語で「おはよう」や「ありがとう」と私に言ってくれるのでいっそう嬉しい。
ある青年と話していると、ビダユ族の歌を歌えると話してくれた。
歌ってもらえるようお願いすると、今は歌えないようなことを言われた。
その次は、日本の歌を歌えると彼は言って、「あとで(歌う)」と言われた。
この一見不毛なやりとりは、かなり面白い。

でも本当に歌ってくれて、「ドラえもん」の歌を一緒に歌った。

11時

地域リハビリセンターを利用している皆さんのご家族がお迎えに来て、皆さんとバイバイをした。
親子で顔が似てるなあ、とか思いながら見送った。
訪問した理学療法士と作業療法士は、ご家族の相談を親身に聞いて、当事者の生活が良くなるように話し合っていた。
その様子がとても印象的だったので、私にとって良い経験になったことを二人に伝えた。

午後

1時ごろ

一緒にいたインターンの大学生が今年11月に卒業すると話してくれた。
卒業式を見に来てね、と誘ってくれたので、本当に行く、と返事をした。
任期中にマレーシア国内のすべての州には行けなくてもいいや、
私は、人に会いに行く旅がしたいと思った。

2時

別の地域リハビリセンターにおじゃました。
利用している皆さんやスタッフの皆さんと一緒に輪になって座った。
みんなで20人近くいて、一人ずつ自己紹介をした。
私は皆さんからいろんな質問を受けて、
なかでも作業療法士から受けた質問、「日本のセラピストはどのように働いているのか?病院や施設を訪問するのか?」に答えているうちに、日本ではどのようにセラピストと介護職が連携して支援を必要とする人たちのために協働していくのか話すことができて、とってもいい刺激を受けた。

夕方

4時

同期隊員で作業療法士の高橋アキラさんの配属先を訪ねた。
一緒に働く皆さんと会って、日ごろ活動している場所を実際に見ると、アキラさんから聞いていた活動などの様子などが自分にとってグッと身近なものに感じた。
アキラさんと、マレーシアの高齢者福祉や介護、サービスに話題がおよび、今後どのようにその動向を見ていくか話し合った。
いよいよ明日は、一緒に高齢者入居施設を訪問。
そこでは、お互い高齢者福祉や医療、介護についてセッションする予定でとても楽しみ。
二本松訓練所で学び合った頃には、こんな日が来るなんて想像してなかったなー、ありがたや!!



5時半

お友だちと夕食に出かけた。
外に用意されたテーブルだったので、風が心地よくて気持ちいい。
周りの子どもたちが美味しそうに食べて、おしゃべりが楽しそうだったので、ほんと見ていて飽きなかった。
そして大人たちは「私たちもハッピー」と言っていて清々しい!

まだ来て2日目だけど、もう私はサラワクが大好きだ。

では、また明日。

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