JICA海外協力隊の世界日記

マレーシア日記・ザ・介護士ともあん

令和5年6月21日(水曜日)の日記 わくわくサラワク編

午前

8時40分

家を出ると、近所のお友だちにばったり会った。
現在、彼女は妊娠7ヶ月で、お腹がずいぶん大きくなっていた。
久しぶりに会ったことを喜び合い、ハグをした。

9時半

クアラルンプール国際空港へ電車で向かった。
車内で、若者が年配者に席を譲っていた。
そのような光景はよく見かけ、若者たちは実に爽やかに席を譲る。
優しい雰囲気が流れるから、見ていて好きだ。

10時半

サラワク州クチンで会うお友だちから連絡が入った。
今週末に、同僚の結婚式があるとかで、私も誘ってくれた。
連絡をくれた彼女は、クチンで活動する隊員の同僚。
私がクチンへ行くにあたり、いろんなお世話をしてくれている。
友だちは、新しい友だちを呼んでくれる。

午後

1時10分

AIR ASIAの国内線機内食を食べた。
"THAI BASIL CHICKEN WITH RICE"は日本円で520円くらい。
味は、お腹が空いていたのでとても美味しかった(当たり前!)。量は、小腹が満たされる程度。
搭乗前、クアラルンプール国際空港内で、アラブ諸国からの輸入品を扱うお店に出くわした。
でも、お店番がいない、無人。カバンは置かれたまま。「10分後に戻ります。」という看板が置かれてあった。
トイレに行って、もう一度お店に戻ってみたが、お店番はまだいなかった。
「盗まれる」または「盗まれて困る」という心配がなさそうな、そのお店番はすごい!
お店番がいなくて買い物を諦めるしかない、と思うと、陳列された品物はいっそう魅力的に見えた。

2時半

クチン国際空港に到着後、空港内のイミグレーションで手続きを受けた。
同じマレーシアだけど、まるで別の国に入国するみたい。

夕方

6時過ぎ

前述のお友だち、ヌルルとサラワク・ラクサを食べた。
私の大好物はラクサ。
ここ、サラワクもラクサが有名なので、私はクチン滞在中1日1杯ラクサを食べる、とヌルルに話した。
彼女は理学療法士。
23日(金曜日)にクチンの高齢者入居施設に訪問するためのコーディネートをしてくれている。
プレゼンテーションやミニ介護講習をする予定なので、彼女にスライドの添削をしてもらった。
自然とディスカッションになり、互いの経験を分かち合い、自由にアイデアを出し合う作業に、ひさびさにわくわくした。
日本で得た知識をずいぶんたくさん引き出しに仕舞ったままだったかもしれない。
その代わりに、向き合うべき課題がたくさんあったから。
でも、その中には自分で鍵をかけた引き出しもあったかもしれない。

「人生は、挑戦することと、試されることで、いっぱいだね。」と笑い合って、私たちの希望は見失わない。

では、また明日。

ラクサについてはこちら↓をご覧くださいね。
https://world-diary.jica.go.jp/kondotomoko/culture/post_13.php

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