2022/12/14 Wed
文化 活動
国民食と介護
今日は何を食べましたか?またはこれから何を食べますか?
上の写真の美味しそうなお食事は、
マレーシアの国民食、ナシレマッ。
詳しくは素敵なこちら↓の記事をどうぞご覧ください!
『WAU』の編集者、古川音さんには掲載のご協力を頂き、テリマカシ!(マレーシア語で「ありがとう」)です。冊子の『WAU』もそれは美しいもので、日本にいる時から愛読しています。
さて上のイメージは食べられないナシレマッですが、
介護福祉士である私は、介護をナシレマッに例えられると考えます。
さきほどの記事にもあるように、ご飯に様々なおかずを混ぜて、さらによく混ぜたところで口に運びます。主役のご飯は、同じお皿に盛られたおかずを足されることでいっそう美味しくなります。
ご飯をご高齢者に変えてイメージしてみます。
おかずはご家族、お友だち、ペット、ご近所さん、地域の人びと、車椅子のような福祉用具、そして医療や福祉に関わる人たちとしてイメージできます。おかずはご飯となる人によって鮮やかに変わることでしょう。お皿は地域、コミュニティ。(ご飯をご自分に置き換えることもできますね。)
ご高齢者を中心として、皆さんが安心できる場所で、必要とする関わりとともに、その人らしく暮らしてほしい。
高齢者介護分野で活動する私はそのように考えます。
冒頭にあるナシレマッの写真は、こちらの方からご協力頂きました↓ (テリマカシ、安藤さん!)
https://world-diary.jica.go.jp/andoyuji/
マレーシアでもう一人の世界日記の執筆者の安藤さんは、ご専門が自動車整備。介護士をナシレマッのご飯とすると、安藤さんのような自動車整備士さんはおかずの一つ。皆さんが福祉車両を点検して下さることで、私たち介護士は安心してご利用者の送迎や訪問介護へ出かけられます。介護士としてJICA海外協力隊員になれて良かったことは、お仕事の種類や年齢を越え、色んな人たちと福祉や社会の繋がりを共に考え、視野が広がっていくことです。
昨日は、同僚からナシレマッをもらって、それは美味しく頂きました。半分食べたところで、写真を撮り忘れたことに気付いた次第で、手元には上のような写真しかございません(泣)(頭の上にある三角のナシレマッが見えますでしょうか?)人生初のブログを始めて3回目、精進してまいります。
次の投稿に向け、マレーシアのクリスマス飾りの写真を収集中。また今回はお掃除のゴトンロヨンの合間で仕上げています。ゴトンロヨンとはお掃除やお料理、何かを作るなど、みんなで一緒に何かをすること。音の響きがかわいいですよね ♪
ハッピーホリデーシーズン!
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