JICA海外協力隊の世界日記

マレーシア日記・ザ・介護士ともあん

老师

こんにちは!


マレーシアで私の愛する場所のひとつ、VALLEY OF HOPEをご紹介します。
この地には我的老师(私の先生)が住んでおられます。

VALLEY OF HOPEは何処?まずはこちらをどうぞ。

THE VALLEY OF HOPE

リンクを開いてみると、そこには柔和な笑顔のご高齢者がおられます。
また、アート作品も印象的に映るかもしれません。
VALLEY OF HOPE はハンセン病が回復した皆さんのコミュニティなんです。
冒頭の写真は小学校で、今から80年以上前、コミュニティで暮らす子どもたちが通っていました。
(今はアートギャラリーです)


「你是我的老师」

中国語で「あなたは私の先生です。」

今、VALLEY OF HOPEでは、来月の中秋の名月に向け、100人近い人びとの手によってランタンが準備されています。
ランタンの形はウサギで、その数は大小さまざま200羽。

写真の中の男性と、茶色いTシャツを着た女性が、みんなの美術の老师
老师に教わりながら、ワイヤーのウサギに紙を貼りました。
(このワークショップ当日は、全編中国語、マンダリン?で進められたので、作業だけでなく言葉も習いました)

第一段階、ワイヤーでウサギを形成したのは、おもに老师方だと聞きました。
老师方の創作意欲は、VALLEY OF HOPEを語るうえで重要な要素、ストレングス。
作品は、版画や絵画、造形としてVALLEY OF HOPE内の工房やアートギャラリーで観ることができます。

OUR ART

奇しくもワークショップ当日は8月6日。
日本の広島へ、祈りをランタンに込めながら作業を進めました。

「友だちが友だちを呼んできた!」

老师方は私を「友だち」とも呼んでくれます。

私がVALLEY OF HOPEを初めて訪ねたのは、派遣中の隊員が紹介してくれたおかげ。
そのきっかけを話すと、ある老师が「(トモコの)友だちが(私たちの)友だち(トモコ)を呼んできた。」と言ってくれたのがとても印象的でした。人と人との繋がり、ご縁の不思議を感じたから。
そして私は「次は私が友だちを呼んでくる!」と老师方に約束しました。

2ヶ月後にその約束が果たせた日、
前記の老师に約束のことを話しました。
老师は、「覚えている。本当に連れてきた。」と笑ってくれました。
老师方の新しい友だちを連れて来られて、約束を果たせて、私は嬉しかった。

その様子はぜひこちら↓から

マレーシアJOCV社会福祉分科会フィールドワーク

また、VALLEY OF HOPEのようすをお届けしますね。

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