JICA海外協力隊の世界日記

ブラジルピンダのこんちゃん日記

23. ブラジルと日本でオンライン授業!

BOA TARDE! (ボア・タルジ:こんにちは!)

さて今回は、日本に一時帰国してから私は何をやっているのか?についてお話します。

ピンダ日本語学校は、3月中旬に新型コロナウイルス対策として休校すると決めてから、現在も引き続き休校が続いています。生徒たちには、休校を決めたタイミングからSNSを通じて今まで学習したことの復習や新しい漢字の勉強など、各自が自宅で勉強できることを考えて配布しています。現地の先生たちがそれぞれのクラスの状況を見て課題を考え、私は必要に応じてその課題の提案やアドバイスをしています。

ただ、SNSのやりとりでボイスメッセージを使って生徒たちの言葉の発音の確認はできても、自然な日本語を聞く・話すことがないので、このままでは生徒たちが日本語を聞いたり話したりする感覚を忘れてしまうのではないか?と心配していました。また、現在生徒たちは約2ヶ月間ずっと外に出られず、家で勉強やゲームを一人でしていて、きっと退屈していたり寂しかったりするはずです。画面越しでもいいから、日本語学校の友達と会って話して笑って、大好きな日本語に触れる、そんな時間を少しでも作りたいなという思いもあって、日本からピンダ日本語学校の生徒たちにオンラインで会話の授業をすることにしました!

ブラジルでの活動の後半は、私が帰国しても現地の先生たちだけで運営できるように、通常の授業はできる限りメインで担当せずに、先生たちのサポートをしていました。その流れから、現地の先生たちにオンライン授業をしてもらうのがベストなのですが、日本語学校の先生はご年配の方が多く、すぐにオンライン授業を実施してもらうのは難しい様子だったので、私が会話の授業を担当し、現地の先生にはそれぞれのやり方でそれ以外の学習支援を進めてもらうことにしました。

とはいえ、オンライン授業をすると言っても私は生徒として自分の外国語学習で使ったことはありますが、教師側は初めて。生徒たちも私も初めてのオンライン授業。どうすれば直接会話しているような状況を作れるのか、生徒たちは集中できるのか、インターネットの環境はどうなのか、いろいろとわからない中でスタートしました。
でもいざやってみると、とてもいい感じです!そして、生徒から大好評!!もちろん直接の会話ほどスムーズにはいきませんが、教室では見せづらかった動画を使ったり、生徒が家にある物を手元で見せながら説明したり、オンライン授業だからこそできることもたくさんあって、生徒も私も楽しんでいます!(写真を見ていただくだけで、私たちがどれだけ楽しんでいるのかすぐにわかりますよね笑

どうなるかな〜と不安な気持ちの中で始めたオンライン授業ですが、生徒たちは毎週その時間を楽しみにしてくれているようです。しかも、生徒の家族も顔を見せてくれることがあります。普段は学校で勉強しているので見られませんが、こうやって家で自分の子どもが日本語を勉強している姿を見られるのはきっと家族も嬉しいですよね。そんな素敵な一面も含め、思いきってオンライン授業をやってみてよかったなと感じています。私自身も、帰国前最後に会えなかった生徒たちに今でも毎週会えるのは本当に幸せです。このようなことができるようになった今の時代に、心から感謝ですね。
7月の任期終了日まで、私にできること、日本からできることを試行錯誤しながら、ブラジルの先生たちや生徒たちのために尽力したいと思います!

実際にどんな授業をしているのか、また後日ご紹介します!

では、また次回をお楽しみに!
ATÉ MAIS!(アテ・マイス:では、また!)

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