JICA海外協力隊の世界日記

ブラジルピンダのこんちゃん日記

27. ブラジルで見た!〜歩くアイスクリーム屋さん編〜

BOA TARDE! (ボア・タルジ:こんにちは!)

ブラジルは日本と季節が反対で、これから夏になります。まだ春だけどもう暑いよ~と生徒たちから連絡が来ています。
ということで、今回はブラジルの歩くアイスクリーム屋さんについてご紹介します。
ブラジル人はアイスクリームが大好きです。道を歩いていると必ずと言っていいほどアイスを食べている人を見かけます。フルーツ味やチョコ味などの棒アイスがメジャーで、中には日本にもあるようなバニラアイスをチョコレートでコーティングした棒アイスもあります。 そんなブラジルで大人気のアイスクリーム。日本だと暑くてたまらない時はコンビニに入ってアイスを買うなんてこともあると思いますが、ブラジルにコンビニはありません。そこで、とてもありがたいものが。それが歩くアイスクリーム屋さんです!

夏に街のあちらこちらで聞こえる「パフパフ」とラッパの音が鳴る先に行くと、私の住んでいたピンダにはこんなかわいいアヒルのアイス屋さんが歩いているんです。

この背中部分に棒アイスがたくさん入っていて、50円~100円ぐらいで買えます。 このアイスを運んでいる人たちは、アイスメーカーからこの押し車を借りて販売し、売り上げの一部が収入になるそうです。
日本人会のイベントがある時は、このアヒル車のおじさんが1日中建物の前にいて、毎回かなり売れていました。おじさん、商売上手!(笑)
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ふとしたときに、部屋の外から聞こえる「パフパフ」のラッパ音が恋しくなる今日この頃。 それ以外にも外から聞こえるパーティの爆音や広告車の音楽、野犬の遠吠えなどなど。。。私にとってはそういう雑音が誰かが近くにいる安心感にもなって、心地よかったなぁ…。


歩くアイスクリーム屋さんとは少しズレますが、アイスのことでもう一つ。もしかしたらこれを珍しいと感じたのは私だけなのかもしれませんが、私が一つ賢くなったことがあるので備忘録の意味も含めてご紹介します。
ブラジルで歩きながら棒アイスを食べている人を眺めていると、アイスの持ち方がちょっと新鮮だったんです。私は棒アイスを食べる時、袋からすべて出してアイスを丸出し状態で食べます。これが標準スタイルだと思っていたのですが、食べている人たちを見ていると、棒がついている側から開けずに、アイス側から袋を開け、それをアイスの棒と一緒に手で持ちながら食べているんです。この説明、伝わりますか…?アイスが溶けてきても、袋に入ってそこまでボトボト垂れないんです。もしかしたらこの食べ方は私の知らない世界でスタンダードなのかもしれませんが、私はこの食べ方を見て一人感動しました(笑)。


ブラジルで見たシリーズ、まだまだあります!次回もお楽しみに!
ATÉ MAIS!(アテ・マイス:では、また!)

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