JICA海外協力隊の世界日記

ブラジルピンダのこんちゃん日記

18. ブラジル隊員紹介〜日本語教育 津田隊員〜

今回ご紹介するのは、ブラジルの北部で活動している同期隊員の津田さんです!!

harukasu.png<ミニプロフィール>
名前:津田晴香さん
出身:北海道
派遣職種:日本語教育
趣味:旅行


津田さんは、ロンドニア州のポルトベーリョ市という町にある「ポルトベーリョ日本語学校」で活動されています。
ポルトベーリョ市は、ブラジル人に聞いてもほとんどの人が行ったことがないと言うぐらい都市から離れている場所にあります。どこにあるのかと言うと、ブラジルとボリビアの国境沿いに位置するロンドニア州北部の街です。アマゾン観光で有名なマナウス市から飛行機で1時間ほど。
場所.pngちなみに、私の住んでいるサンパウロ州からは約3000キロ…!わかりやすく例えると、北海道→沖縄の距離とほぼ同じです。ブラジル、本当に大きいです。。。

こんなところにも日系社会が存在するんです!
遡ること1954年、29家族がポルトベーリョに入植しました。ですが、当時から暮らす日系人は現在4家族のみ。その他の日系人はサンパウロ州やパラナ州から移住した人たちです。

津田さんが活動する日本語学校は、ポルトベーリョ日伯文化協会に属する日本語学校です。
現在の生徒数は約90名、なんと85%がブラジル人です(私の日本語学校の生徒は40%日系人・60%ブラジル人)。教師は全員で8名。津田さんと、元JICAボランティアの先生、他の先生はみんなブラジル人で元生徒です。
この学校で津田さんは、現地教師の育成として各教師の教案チェックや授業のサポート、カリキュラムの構築、日本文化の授業などに取り組まれています。
私が訪問した日はちょうど津田さんの授業の日でした!

このクラスは3年ほど日本語を勉強している生徒たちでした。
授業を見学していて気付いたのは、生徒たちのノートです。各自、きれいにノートがまとめられていて、自分が今まで書いたメモを見ながら頑張って日本語を話していました。普段私はピンダの生徒たちにメモをたくさん取るように口煩く言っているのですが、まだまだ定着していません。そんな時にこのクラスの授業を見ることができて、とっても参考になりました!
そして、津田さんがアニメに詳しくなっていてビックリ!生徒の影響ということですが、日本語学校の生徒との会話を盛り上げるにはアニメは必須。生徒に歩み寄る姿勢に尊敬です!!

そして!
津田さん含む、ポルトベーリョ日伯文化協会のソーラン部の皆さんは、私たちが制作した「パプリカダンス〜ブラジルから日本へ〜」の動画にも出演してくださっています!!このグループはさすが!ダンスのクオリティが別格でした。ぜひ探してみてください!
※ヒントはこの記事最初の写真(PORTO VELHOのロゴオブジェ)です!
↓下の画像をクリック!↓
サムネイルメイン.001.jpeg


今回ご紹介した津田さんと私は、ブラジルに派遣されるまでに行われた日本語教師の技術補完研修も、2ヶ月間の派遣前訓練のポルトガル語クラスも一緒で、苦しい時期を一緒に乗り越えてきた仲間の一人です。
6157D05A-A7F7-446D-93EB-072CEA84EA10.jpeg                〜ポル語クラス(Classe Jasmim)メンバー〜

そんな津田さんの活動先に行くことができて本当に嬉しかったです!ありがとう!!


そして、ポルトベーリョのいろんなところにも連れて行ってもらいました。サンパウロ周辺にはない北部の食べ物もた〜くさん食べました。
せっかくなので、次回は!貴重な情報に違いないポルトベーリョのことをご紹介したいなと思います。

では、次回もお楽しみに!!!
ATÉ MAIS!(アテ・マイス:では、また!)

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