JICA海外協力隊の世界日記

ラオスと私に会いに来て。

第2話:食材はどこで買ってるの?

私の住んでいるサイニャブリ県には、スーパーマーケットがありません。

みんなどこで食材を買っているかというと、市場(タラート)!

営業時間はだいたい朝5時~夕方5時です。

サイニャブリのタラートは、屋外に野菜や果物、お肉などが並べられている青空市場です。

最初は「冷蔵庫も冷凍庫もないのに、大丈夫なの?!」と思いましたが、ちょっと気をつければお腹を壊さずに済みます。

例えば、

・野菜は見た目の鮮度を確かめつつ、売り子さんに生産地と収穫日を尋ねる。

・卵はその日の朝に採れたものを出してもらい、購入後家で水に入れて沈むかチェック(古いと浮きます)。

・生肉は、日中になるとハエがたかっていたり、暑さで変色していたりするので、早朝の涼しい時間に買いに行く。

などなど。

ちなみに主な肉の種類は、豚、牛、鶏、水牛です。

基本的に肉は骨付きの塊のまま売られていて、kg単位で購入します。

豚肉は1kgで大体600円です。

内蔵や舌、尻尾、頭、脳みそなど、まるまる1頭分がドドーンと売られていて迫力満点!

また、日本では売っていないような食材もたくさん売っています。

例えば、小鳥やリス、ヘビの開き、カエルの串焼き、蒸した蜂の子、生のジャンボおたまじゃくし、昆虫の炒め物、1mを超えるメコン川のナマズなどなど。

一通り食べてみましたが、なかなか美味しいですよ~!

首都ビエンチャンには、立派なスーパーマーケットやコンビニがあり、日本食も手に入ります。主要都市を始めとして、海外の文化がこの国にも浸透し始めているんだなぁと感じます。

写真1:サイニャブリ県内の最寄りの青空市場

写真2:市場で購入した豚の内臓を調理するところ

写真3:首都ビエンチャンにあるスーパーマーケット

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