2016/07/31 Sun
生活
第2話:食材はどこで買ってるの?


私の住んでいるサイニャブリ県には、スーパーマーケットがありません。
みんなどこで食材を買っているかというと、市場(タラート)!
営業時間はだいたい朝5時~夕方5時です。
サイニャブリのタラートは、屋外に野菜や果物、お肉などが並べられている青空市場です。
最初は「冷蔵庫も冷凍庫もないのに、大丈夫なの?!」と思いましたが、ちょっと気をつければお腹を壊さずに済みます。
例えば、
・野菜は見た目の鮮度を確かめつつ、売り子さんに生産地と収穫日を尋ねる。
・卵はその日の朝に採れたものを出してもらい、購入後家で水に入れて沈むかチェック(古いと浮きます)。
・生肉は、日中になるとハエがたかっていたり、暑さで変色していたりするので、早朝の涼しい時間に買いに行く。
などなど。
ちなみに主な肉の種類は、豚、牛、鶏、水牛です。
基本的に肉は骨付きの塊のまま売られていて、kg単位で購入します。
豚肉は1kgで大体600円です。
内蔵や舌、尻尾、頭、脳みそなど、まるまる1頭分がドドーンと売られていて迫力満点!
また、日本では売っていないような食材もたくさん売っています。
例えば、小鳥やリス、ヘビの開き、カエルの串焼き、蒸した蜂の子、生のジャンボおたまじゃくし、昆虫の炒め物、1mを超えるメコン川のナマズなどなど。
一通り食べてみましたが、なかなか美味しいですよ~!
首都ビエンチャンには、立派なスーパーマーケットやコンビニがあり、日本食も手に入ります。主要都市を始めとして、海外の文化がこの国にも浸透し始めているんだなぁと感じます。
写真1:サイニャブリ県内の最寄りの青空市場
写真2:市場で購入した豚の内臓を調理するところ
写真3:首都ビエンチャンにあるスーパーマーケット
SHARE