タラワの宝

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工藤 成美
北海道

タイプ/職種
青年海外協力隊
環境教育
派遣国
大洋州
キリバス 南タラワ・バイリキ
一言メッセージ
キリバスの初代環境教育隊員です。道産子ですが、赤道直下の暑さに負けず活動していきます!

 

エコバッグの取り組みを応援しよう!

2019.11.25

活動

今回は、キリバスでのプラスチックごみに対する取り組みの一例をご紹介します。近年キリバスにおいても市民参加のビーチクリーニングなどが行われるようになり、ごみ問題に対する意識は徐々に高まりつつあるのを感じます。そのようなイベントに私自身も参加してみて、やはり気づくのは砂浜に打ち上げられた使い捨てビニール袋の多さでした。環境省環境保全部も対策に乗り出しており、これまでもスーパーや小売店などにポスターを貼ってエコバッグの使用を呼びかけてきました。

キリバスにとっては新たなこの取り組みに対して、私もボランティアとして何かお手伝いできないかと考えていたところ、同期のボランティアからもらった「折り畳みエコバッグ」が目に留まりました。日本では特にめずらしくない、内側にバッグを折りたたんで小さくできるポケットがついたシンプルなデザインなのですが、以前同僚に見せた際、そのコンパクトさに驚いていたのを思い出したのです。さっそく試作品を作って、お世話になっている環境省の知り合いに持っていくと、ここでもやはり反応がよく、さっそく大規模に作って配布したいとの話をいただきました。

エコバッグ作りには、裁縫が得意な地元の教会の女性グループが力を貸してくれました。バッグの表面には”Mauri reusable bags, tia bo plastic(こんにちはエコバッグ、さよなら使い捨てビニール袋)のメッセージと、環境省のマスコットキャラクターである”Nei akoako(タコお姉さん)のイラストがプリントされています。外国人もよく利用する”I-Mart””Punjas”というお店からは、すでに何百という単位で注文が入っていると、環境省のスタッフが嬉しそうに話してくれました。このエコバッグは、今後も首都の南タラワやそのほかの離島においても広く配布される予定です。

日本ではありふれた、ちょっとしたアイディアである「折り畳みエコバッグ」がこのキリバスでどこまで広がりを見せるのか、そしてどれくらい使い捨てビニール袋が減るのか、見守っていきたいと思います。

(おわり)