JICA海外協力隊の世界日記

はらぺこみのりむしliving inフィジー

フィジアンから学ぶ

Bula!

更新が遅くなってしまいました。ご覧いただきありがとうございます。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、JICAボランティアは日本に一時帰国しています。

今日はフィジアンから学んだ幸せについて書きたいと思います。

フィジーでの生活は新しい価値観との出会いでした。

「Miniここに座って。今いい風がきているから、私たち休憩すべきよ」

ホストファミリーと村を歩いていたときのこと。

心地のよい風を感じるのが、彼らは大好き。

いい風だね、気持ちがいいね。と、ひと休み。

Hey sister! どこ行くの?

近所の子どもたち。芝刈りのお手伝い中のひと休み。

気持ちよさそうに、道のわきでごろんと横になっています。

疲れを感じたら、お昼寝します。お腹がすいたら、食べます。

いつでも、どこでも。

無理はしません。とても素直です。

どっちがたくさんのごみを集められるか勝負。

Primary schoolで健診を終え、借りていた会場(図書室)を同僚とお掃除していたときのこと。

すごく楽しくて、笑いの止まらない掃除。

些細なことかもしれない。それなのに、どうしてか、心が満たされる。

大切な人、家族や友人と過ごす時間に感謝して、

分け合って食べて、笑って、寝て。

彼らは幸せを感じる達人なんじゃないかって思います。

同僚がこんなことを言っていました。

「過ぎたことはいつまでも悲しまない、過ぎたことだから。まだ起こっていない先のことを考えて不安にならない、まだ起こっていないから。今をどれだけhappyに過ごすかを考える。私たちは今を楽しむべきよ」と。

フィジー隊員の友人は、“考えても仕方のないことにストレスを感じない”と話し、フィジアンのことを尊敬していました。

ニュースを見ると落ち込むことがあります。

この先不透明な状況下で不安にもなります。

そんなとき、彼らから学んだことを思い出し、前向きな気持ちになっていたりします。

Vinaka. ありがとう。

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