2020/04/21 Tue
人
フィジアンから学ぶ
Bula!
更新が遅くなってしまいました。ご覧いただきありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、JICAボランティアは日本に一時帰国しています。
今日はフィジアンから学んだ幸せについて書きたいと思います。
フィジーでの生活は新しい価値観との出会いでした。
「Miniここに座って。今いい風がきているから、私たち休憩すべきよ」
ホストファミリーと村を歩いていたときのこと。
心地のよい風を感じるのが、彼らは大好き。
いい風だね、気持ちがいいね。と、ひと休み。
Hey sister! どこ行くの?
近所の子どもたち。芝刈りのお手伝い中のひと休み。
気持ちよさそうに、道のわきでごろんと横になっています。
疲れを感じたら、お昼寝します。お腹がすいたら、食べます。
いつでも、どこでも。
無理はしません。とても素直です。
どっちがたくさんのごみを集められるか勝負。
Primary schoolで健診を終え、借りていた会場(図書室)を同僚とお掃除していたときのこと。
すごく楽しくて、笑いの止まらない掃除。
些細なことかもしれない。それなのに、どうしてか、心が満たされる。
大切な人、家族や友人と過ごす時間に感謝して、
分け合って食べて、笑って、寝て。
彼らは幸せを感じる達人なんじゃないかって思います。
同僚がこんなことを言っていました。
「過ぎたことはいつまでも悲しまない、過ぎたことだから。まだ起こっていない先のことを考えて不安にならない、まだ起こっていないから。今をどれだけhappyに過ごすかを考える。私たちは今を楽しむべきよ」と。
フィジー隊員の友人は、“考えても仕方のないことにストレスを感じない”と話し、フィジアンのことを尊敬していました。
ニュースを見ると落ち込むことがあります。
この先不透明な状況下で不安にもなります。
そんなとき、彼らから学んだことを思い出し、前向きな気持ちになっていたりします。
Vinaka. ありがとう。
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