JICA海外協力隊の世界日記

だーまえのコーヒー日記

英語テスト 316位/320人中からのJICA 海外協力隊への道のり!

今回は、私がJICA海外協力隊へ参加した経緯をお伝えできれば良いなと思い、この記事を書いています。

まず、タイトルにある通り、高校時代、私は下から数えた方が早い英語の順位をとってしまいました。このテストは入学時に受けたテストで「最初の力試し」という感じのテストでした。

ワクワクした気持ちで入学した高校!しかし、出だしから躓き、高校時代は英語の偏差値は「良くて50」という状況でした。

もう、お分かりの方もいらっしゃると思いますが、私は英語が大の苦手科目でした。英語を話すことはもちろん、将来海外に行きたいなんてことを考えたことはありませんでした。

そんな自分を変えたのが、大学で参加した英語劇サークルです。

もともと入る気持ちは少しもなかったのですが、劇の裏方(照明係)が足りず、親しくしていた友人が参加しているということで、たまたま入りました。そこから、少しずつ英語に対しての考え方が変わっていきました。高校時代と比較すると、私の周りには、英語を話す人や留学をする人が自然と多くなりました。

また、周りの人の影響を受けて「ただただ私も海外に行ってみたい」というよこしまな考えで、海外に行ける研究室を選びました。その研究室がたまたま、開発経済学をテーマにしている研究室で、自然とアジアやアフリカ諸国に関わるようになりました。

下の写真は、フィールドワークで訪問したマレーシアで撮ったものです。

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JICA海外協力隊を知ったのも、ちょうどこの頃でした。

地元である福島県にルワンダを支援するNPOがあり、その団体のイベントに JICA海外協力隊の候補生(派遣前訓練に参加していた人たち)が30名ほど来ることがありました。私もちょうど参加していて、協力隊訓練生の方々のイキイキとして、情熱を持った姿を見て「私もあのような人達みたいになりたい!」という気持ちが強くなりました。

そして「大学を卒業したらすぐJICA海外協力隊に参加したい」という気持ちが出てきました。その一方で、自分には専門性がなく、語学にもまだまだ自信がなかったということもあり、大学卒業後は地元企業に勤めることを決めました。

しかし、就職したのは良かったのですが、大学時代に持ったJICA海外協力隊になりたいという想いは消えませんでした。

その想いを解消しようと、会社帰りに地元の英会話サークルに参加したり、国際協力をテーマにしたイベントや学習会にいってみたりしました。また、色々な協力隊経験者の方を訪問し話を伺い、「今の自分に何ができるのか?」を改めて考えました。

そして、ダメ元で応募してみることを決意。

そうしたら、なんとJICA 海外協力隊に合格したのです!そして、興味を持つきっかけになった「ルワンダ」への派遣とわかりとても嬉しくなりました。

そして今、みなさんご存じの通り、私はルワンダの田舎でコーヒー農家さんとともに活動を行っています。下の写真は、コーヒー豆を乾燥させるための棚を作っている様子です。

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約10年前、まさか自分が海外にいるなんて想像もしていませんでした。

この記事を通して一番お伝えしたかったことは、「もし、今、やりたいことがあるけれど、自信がなかったり怖いと感じている方がいたら、少しでもそのやりたいことに向かって、一歩踏み出してみてください!」ということです。そうしたら、知らない間になんとかなっているものです。

そして、もし「JICA 海外協力隊に参加したい」と少しでも思っている方がいらっしゃいましたら、是非とも挑戦してみてください!

私たち、皆さんと同じような思いをいだいていた先輩隊員が現地で待っていますので!

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