JICA海外協力隊の世界日記

だーまえのコーヒー日記

コーヒー畑での活動の様子を紹介します!

みなさん、こんにちは!

今回は、現在行っている活動についてご紹介したいと思います!

今私は、ウォッシングステーション(コーヒー加工場)の農業技官と一緒に農家巡回を行っています。農業技官が忙しいときは、1人で巡回することもあります。

農家の方々へお伝えしていることは、「①剪定を行いコーヒーの木を大切に扱いましょう」ということと、「②古い木は地面付近で木を切り新しい枝が生えるのを待ち、木を若返りさせてあげましょう」という2点です。

剪定は気を抜いてしまうと、余分な枝がすぐに伸びてしまいます。そのため、定期的に剪定をしてあげる必要があります。

これは農家さんが剪定を行っている様子です。

また、その他にコーヒーの木を植えて収穫が出来るようになって7年が経つと、コーヒーの木は実を付けづらくなってしまいます。そのため、木の若返りが必要なのです。方法としては、コーヒーの木(主幹)の地面から20cm~30cmのあたりを東に向けて斜め45度にカットしていきます。東に向け斜め45度にする理由は、切った部位に太陽の光をなるべく当てるようにし、雨が降った後にその部位に水が溜まらないようにすることが目的です。もし水が切り株に残ってしまうと、コーヒーの木が病気になりやすくなってしまいます。

私が初めてコーヒーの木を切ってみたときは、簡単には切れずとても苦戦しました…(笑)。

一方で、こちらの農家さんは、私とは違いテンポ良く切っていきます。

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今回切った木は、約2年かけて成長し、2,3年後にはまたコーヒーチェリーを収穫することができます。一方で全てのコーヒーの木を切ってしまうと、農家の方々はしばらくコーヒーチェリーを収穫することが出来なくなってしまうので、計画的に木を切る必要があるということもお伝えしました。

これらのコーヒーの木の手入れ以外にも、畑の管理がきちんとされているかなども調査し、現在その情報を地域別で集めているところです。

13-4.jpg

以上が現在行っている私の活動になります。そしてこれから施肥の時期になるので、施肥の仕方などをお伝えしていく予定です。

みなさん、ここまで読んでくださりありがとうございました!

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