JICA海外協力隊の世界日記

だーまえのコーヒー日記

コーヒーの収穫シーズン④ コーヒーウォッシングステーション編 その3 - ハンドソーティング -

みなさん、こんにちは!

今回は、ミューシレージが取り除かれた後(コーヒーの収穫シーズンコーヒーウォッシングステーション編を要チェック)の工程についてお伝えしていこうと思います!

足踏みをしてミューシレージが取り除かれたコーヒー豆の中には、まだまだ前工程で取り除けなかった品質の悪いコーヒー豆が含まれています。そのため、次は女性たちの手によって目視で品質の悪いコーヒー豆(欠点豆)を取り除く工程に入ります。この工程をハンドソーティングと呼びます。ちなみに男性は、コーヒーチェリーなどが入った大きな袋を運ぶ力仕事をしており、男女それぞれ仕事の役割に違いがあります。

ハンドソーティングの役割は、欠点豆を取り除くためだけではなく、屋根の付いた日陰の場所で作業を行うことで、コーヒー豆をゆっくりと乾燥させてあげる役割も果たしています。皆さんは、強い日差しの中洗濯物を乾かし、乾燥し終わった洗濯物がパリパリの状態になったことは経験されたことはあるでしょうか?それと同じで、急激な乾燥はコーヒー豆に負担を与えてしまいます。

ちなみに欠点豆は、以下のものが例として挙げられます。

これらの欠点豆を女性たちは、朝から晩まで取り除いています。長時間の作業はとても大変なため、時々女性たちは作業をしながら音楽を聴いたり、時にはその曲に合わせて歌ったりしています()

私は意外とこの作業が好きで、あっという間に時間が過ぎていきます。一緒に作業をすることで、女性の方々と仲良くなることができました。そして、「欠点豆がまだ残っているよ」と冗談っぽく言い合えるようになりました。逆に私も同じことを言われることもしばしばありましたが…()

ここまで読んでくださりありがとうございました!次回の「コーヒーの収穫シーズン」シリーズでは、ハンドソーティングされたコーヒー豆がどのように乾燥されていくのかについて、お伝えしていこうと思います!

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