JICA海外協力隊の世界日記

マダガスカルからマナオーナ!

#11啓発キャラバンを始める③

マナオーナ! 前回の続き、キャラバン2日目についてお話します。 キャラバン2日目は午前中に村で啓発活動を行ったあと、午後は地元の公立中学校で若年妊娠予防の授業を行いました。 ここマダガスカルの平均初産年齢は18才。 若い母親をよく見かけます。 若年妊娠は経済面や教育面などの社会的な問題だけでなく、身体的な負担も大きく、ぜひ中学校で啓発授業を行おうという話になりました。

授業がない日でしたが先生や校長の協力のもと、たくさんの生徒が集まってくれました。 予想を上回る生徒数、150人相手に授業なんて今までもなかったし、これからもないでしょう... ここは、現役教師である教育系の隊員が大活躍! 授業の進め方など大変勉強になりました。 日本の平均初産年齢が30才という事実に、クスクス笑い出す子供たち。 この国では30才で結婚、出産していない女性はとても少数派。 地方では特に結婚、出産は早いので、信じられない数字だったでしょう。 もし、妊娠してしまったら もし、妊娠させてしまったら 学校は?家族は?お金は? など、なるべく生徒たち自身に考えてもらえるよう、ワークシートを作ったり、発表してもらったり、グループワークしてもらったり...

みんなふざけたり、恥ずかしがったり、真剣に聞かないのでは?という不安もありましたが、とても真面目に授業を受けてくれて、とっても感動しました! 生徒たちの心に少しでも響いてくれていたら嬉しいです! 次回の予定は2週間後! 私の任地でもあるアンチラベや、その周辺の隊員がいる街も含めて、一週間かけてパワーアップした啓発キャラバンを行います! 準備から片付けまで、なにかと大変でとても疲れましたが、とても有意義で自分自身も勉強になることばかりでした。 次回のキャラバンも楽しみです!

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