2019/05/08 Wed
文化 活動
#10 新しい視点から・・・昆虫ツーリズム?〜養殖コオロギ編2〜
コンポントムからこんにちは!
早速、前回の続きを・・・!
養殖桶を少し遠目から写した写真です。
全体像を写していなかったのが非常に心残りなのですが、
実はこのレンガ桶上部には蚊帳がセットしてあります。
写真上部に少しだけ黒い蚊帳が写り込んでいるのが見えますでしょうか??
日中は写真のように開けておき、
夜は他の昆虫など外敵から守るために蚊帳を下ろすそう。
ここでコオロギ博士へ素朴なギモン。
「蚊帳を開けておいても逃げないの??」
ANSWER:
槽内上部に、タイルが取り付けられているのが見えますでしょうか?
実はコオロギ、このようなツルツルした面は登れないそう!
なるほど〜〜面白い!
槽の下部には、水たまりが。
これは、アリやネズミなどからコオロギを守るためのものとのこと。
産卵は40日目。
40日目を迎えたら
この木箱の中に灰を入れ、
養殖槽の中に2つの木箱をセットします。
7:00am-15:00pmの間に卵を産むそう。
コオロギは土に産卵する習性があるようで、
この灰の中に卵を産むそう。
粒子が細かい方が産卵が容易なんだとか。
ちなみに卵の色は黄色とのこと。
カンボジアの一般家庭では、
毎日の料理には七輪と木炭を使用している家庭がほとんど。
使用済み木炭の灰を再利用しています。
〜その3へ続く〜
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