2019/06/13 Thu
活動
#13 秋田県協力隊OB会スタディーツアーin コンポントム!〜1日目
コンポントムからこんにちは!
日本では改元に伴う令和の10連休から早1ヶ月、
日常に戻ったところですね。
その記念すべき?令和のゴールデンウィークに、
我が町秋田県秋田市から、スタディーツアーのグループ(6名)がやってきました!
企画は秋田県協力隊OB会。
引率者であるOB会の石田さん(元バヌアツ隊員・村落開発普及員)を筆頭に、
高校生と大学生、そして退職された世代の方まで幅広くご参加いただきました。
日程は以下の通り。
1日目(4/29)
2日目(4/30)
3日目(5/1・最終日)
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4/29 〜 ツアー1日目。
8:00 ホテル前で合流し、参加者の方々とご対面!~ 出発!
引率者の石田さんは、秋田県協力隊OB会による出発前の壮行会で一度お会いしておりました。
その際の飲み会で、スタディーツアーやりましょうよ~~なんてお話しましたが、
まさか本当に実現できるなんて。
感無量です。
9:30 コンポンチャム州スクン・タランチュラの村見学
実は、このツアーを催行するにあたって、私は一抹の不安がありました。
「お客様は日本在住の日本人。初海外のお客様もいらっしゃる。
カルチャーショック等始め、これから待ち受けている”異”を受け入れるキャパシティはどのくらい・・・?」と。
しかし、ここで私の不安は杞憂と判明します。
各メンバーが自由に動き回り、
ウズラの丸焼き、
タマリンド、
アヒルの卵(茹で)、
コオロギ(大)、
ウォーターバグ(ゲンゴロウみたいな虫)、
はたまたタランチュラを!!
買い食いしてるではありませんか!!!
さすが、アンコールワットという大目玉がないにも関わらず
参加してくれた精鋭メンバーです。
積極的に「スタディー」する気概、素晴らしい!!!
(ちなみに私はアリ以外の虫にTRYするまで、
心の準備に半年以上かかりました。)
各メンバーの多種多様な好奇心に、
私も学ぶところが多かったです。
12:00 サントゥクシルクファームで蚕のライフサイクルを学ぶ & 昼食。
前回のJICAボランティア向けツアーでもお世話になったオーナーのNavinさん。
ここのファームで使用されるシルクは、
カンボジア独自の種。
蚕が吐く糸は黄金の光沢を持っていることから、
“Khmer golden silk”と呼ばれています。
蚕の一生についてエネルギッシュにガイドしてくれました。
ここでも飛び交う、参加者達のギモン。
インタラクティヴな時間。
何回も来ておりますが、
「誰と来るか」によって違った視点があり面白いです。
そしてお待ちかね!クメール料理のランチ。
全員がカンボジア料理は初めてでしたが、
「美味しい!」in unison.
カンボジア料理は日本人に受け入れられやすい味付け。
デザートではマンゴーが!
Navinさんが庭に生えてる木から取って来る
もぎたてマンゴーは新鮮そのもの。
マンゴーシーズンにツアーがぴったり当たってラッキーでした。
そして食後は、女性陣大興奮なスカーフ選びの時間。
前回訪問時、
生糸そのままの色を生かした染色なしのスカーフがあればなぁ~と
Navinさんにお話していたのですが、
なんとオリジナルカラーのスカーフを織り上げてくれていたのです。
私はそちらを購入しましたが、やはりどの色味も
見る角度から異なる光沢を楽しめ、美しいです。
14:30 石像彫刻の村にて職人技を見学 〜
ソンポートレイロットレイレアッ寺院 見学
船の形をした一風変わった現代寺院です。
大乗仏教と上座部仏教の二つの文化の融合芸術は、
カンボジアの平和を願ったものだそうです。
帰りには、サトウキビジュースでエネルギー補給です。
15:00 頃 コンポントム市内へ。
道中、夕方に予定していたサンセットクルーズの催行可否について
取り扱いホテルに確認の電話を入れました。
「昨日雨が降らなかったからね~
水不足で船出せないよ~」
・・・予想はしておりましたが。笑
そこで、ドライバーさんがニヤリ。
「俺の家はセン川沿にある。
水不足の様子、この目で確かめにいくかい?」
(ドライバーさんは州ハイヤー協会みたいな位置付け組織のメンバーで顔見知。
実は以前、私も水不足の様子を見に行かせてもらっていました笑)
参加者の皆さんも、是非見ていたいということだったので
行って来ました。ドライバーさん宅。
クメールの伝統的お宅にお邪魔。
またまたマンゴーを頂きました。
そして、家の裏にある川へ。
ご覧の通り、砂が露わに。
現在、カンボジアは猛暑の影響で水不足。
農業に使う水は、こんな風にポンプで川からも汲み上げています。
川を眺めていたら、近くに小学校を発見。
ドライバーさんの娘さんが案内してくれました。
校内に設置されていた懐かしい遊具で遊び、思わぬ交流も・・・!
17:30 そしてコンポントム市内へ戻り、ホテルへチェックイン。
夕食までしばし休憩です。
19:00 自立支援施設 Phum Asia にて、パフォーマンスディナー。
地元の子供達による民族舞踊パフォーマンスを見学しながらの夕食です。
こちらは日本人により運営されている施設で、
農村部から集まった21人の子供達が働きながら学ぶため共同生活をしています。
自分や地域の自立を目指し、10代の若者達が自分の生業を発見し身に着けようと努力しています。
また文化の保護・特に伝統舞踊継承に力を入れており、
州文化芸術局の支援も受け様々な民族舞踊を練習。
今回のようにツアーでのパフォーマンスディナーの他、地域のイベントでも披露しています。
もちろん、料理も子供達手作り。
運営されている日本人の方とも料理を囲み、
再びカンボジア料理に舌鼓を打ちました。
最後には、子供達と記念撮影です。
21:30 ツアー1日目終了!
・・・参加者の皆様は、
フライトの関係で前日の夜中にカンボジアに着き、
あまり休息を取る時間がなかったにも関わらず、
合流前にはワットプノンを観光したりとエナジェティックでした。
1日目、お疲れ様でした〜!
~ツアー2日目に続く~
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