2025/01/22 Wed
活動
中南米8カ国から集結 日本語教師16人の研修始まる
Bom dia, 2025年が始まったばかりですが、配属先にとって1月は最も忙しい月のひとつ。
ブラジルの日本語教育の拠点「ブラジル日本語センター」では6日から、「汎米日本語教師合同研修会(汎米研修)」が始まりました。この研修のすごいところのひとつは、中南米各地から先生が集まること。今年はブラジル、ペルー、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、メキシコの8カ国から16人の先生がセンターを訪れています。
指導経験も異なり、年齢も20~49歳とさまざま。日本人、日系人、非日系人とルーツも異なる先生が一堂に会すると、面白い話がたくさん聞けます。2週間、同じホテルで過ごすので(部屋はもちろん違いますが)濃い学びの時間になることは間違いなしの研修です。
この文章を書いている1月11日現在は研修6日目。日本からの移民の歴史を学べる博物館や、ブラジル全体の移民について学ぶ博物館に足を運んだほか、互いへのインタビューを通じて自ら、そして研修生の背景や考えを知り、日本語教師としての自らの意義を考えていきます。
4日目の9日は授業、先生に対して、学習者に対してーという3点からどんな授業や取り組みが理想的なのかを考えました。
3、4人が1チームになって議論し、ふせんに意見をまとめていきます。まとめた模造紙は終了後、壁に貼られます。
1日目はまっさらだった講堂の壁が、1週間が終了すると付箋で埋まり始めました。宿題もあるので、ホテルに帰ってからも議論が続きます。
初日は緊張気味だった研修生もすっかり仲良しです。
研修が終わる頃にはどんな変化が生まれているのか?18日まで、残り1週間の研修も楽しみに過ごしたいと思います。
それではまた!
SHARE