JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル南部のどさんこ日記

中南米8カ国から集結 日本語教師16人の研修始まる

Bom dia, 2025年が始まったばかりですが、配属先にとって1月は最も忙しい月のひとつ。

ブラジルの日本語教育の拠点「ブラジル日本語センター」では6日から、「汎米日本語教師合同研修会(汎米研修)」が始まりました。この研修のすごいところのひとつは、中南米各地から先生が集まること。今年はブラジル、ペルー、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、メキシコの8カ国から16人の先生がセンターを訪れています。

指導経験も異なり、年齢も20~49歳とさまざま。日本人、日系人、非日系人とルーツも異なる先生が一堂に会すると、面白い話がたくさん聞けます。2週間、同じホテルで過ごすので(部屋はもちろん違いますが)濃い学びの時間になることは間違いなしの研修です。

この文章を書いている1月11日現在は研修6日目。日本からの移民の歴史を学べる博物館や、ブラジル全体の移民について学ぶ博物館に足を運んだほか、互いへのインタビューを通じて自ら、そして研修生の背景や考えを知り、日本語教師としての自らの意義を考えていきます。

4日目の9日は授業、先生に対して、学習者に対してーという3点からどんな授業や取り組みが理想的なのかを考えました。

3、4人が1チームになって議論し、ふせんに意見をまとめていきます。まとめた模造紙は終了後、壁に貼られます。

1日目はまっさらだった講堂の壁が、1週間が終了すると付箋で埋まり始めました。宿題もあるので、ホテルに帰ってからも議論が続きます。

初日は緊張気味だった研修生もすっかり仲良しです。

研修が終わる頃にはどんな変化が生まれているのか?18日まで、残り1週間の研修も楽しみに過ごしたいと思います。

それではまた!

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