JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル南部のどさんこ日記

年末はビーチでまったり ブラジルの暑い冬

年が明けて、ブラジルでは2日から仕事が始まりました。正月気分もなく、いつも通りの日常です。おもちを食べたのが唯一、日本のお正月らしいことでしょうか。日系の子に黒蜜きなこを作ってもらって食べたのですが、その子は年が明けてからおもちを食べる文化が一般的ということを知らなかったらしく、年明け前からそわそわしていたのが可愛かったです。

さて、南半球のブラジルは夏なので、クリスマスから年末年始にかけての休みはビーチに行く人も多いです。

私が以前の配属先近くにはビーチがなく、いつかは行きたい!と思っていたのですが、今回初めて配属先の方が連れて行ってくれました!サンパウロ市から約3時間の距離にある「Ilha bela」という小さい島です。

これも初めてだったのですが、船に車ごと乗り込み、そのまま島まで運んでもらいます。船が出発すると、下船までの約30分の時間は車から降りてもいいのですが、船の上に所狭しと並んだ車を後ろにしながら海を眺め、不思議な船旅になりました。

そしていよいよ島へ到着。有名な観光地なので、ショートステイができる貸し別荘やホテルがたくさん並びます。ビーチが道路から見える距離にあるので、歩道には水着姿の人々が歩いています。さらに全員ビキニ姿というところが日本との違いを感じ、リゾート地に来たんだなあという実感が湧いてきた瞬間でした。

私たちは今回4人で行き、いくつかの部屋が入ったリゾートマンションに宿泊。近くのビーチは多くの観光客や地元民でにぎわっていました。

楽しみ方は人それぞれで、泳ぐ、浮かぶ、波打ち際を歩く、砂浜で本を読む、おしゃべりする、ご飯やお酒を楽しむ、ビーチサッカーやテニスをする…など千差万別。日本で海に縁がなかった私は海といえば泳ぐために行くのかな。。。というイメージでしたが、思い思いの楽しみ方で時間をゆっくりと味わうのが醍醐味なんだな、と実感しました。

そしてカンガと呼ばれる布は、レジャーシートのような存在で砂にひいて使うことも知りました。カラフルな柄が多いので、いろいろなカンガを眺めるのも楽しみのひとつになりました。

このカンガ、以前に買っていたのですが、食卓テーブルに敷いて使っていたので「そんな使い方してたの?」と驚かれてしまいました。笑 

ビーチでは海の家?的な存在の飲食店があるのですが、このほかに、アイスや肉の串焼きを売りに来る人も。焼いても溶けないチーズの串焼き「Queijo coalho(ケージョ・コアーリョ)」も有名で、汗をかいた体にぴったりの塩加減でした。

夜は部屋で夕食を作り、ゆっくりとお酒を飲んで過ごします。本当はほぼ全員仕事があったので「時間があればやるぞ」という気持ちだったのですが、心地良い疲れが睡魔を誘い、仕事はちょっとしか進みませんでしたが、ビーチ生活を満喫した5日間でした。

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