JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル南部のどさんこ日記

#7 ちょっとしたカーニバル体験

Boa noite(こんばんは)!

ブラジルのイメージといえば、サンバやカーニバル!が挙げられますよね。

2月はカーニバルの月。「カーニバルといえばリオデジャネイロで行われるもの」と日本にいる時は思っていたのですが、種類や地域色などが様々で驚いたことがたくさんありました。私のアップグレードしたカーニバルの知識を少し書きたいと思います。

・カーニバルはブラジル中で行われる(大きな山車やダンサーさんなどが競うコンテスト形式はリオとサンパウロの2大都市が有名です。この他に、地域住民らが踊りを自由に楽しむブロッコ(Bloco)という小さな会場が各地にあります)

・カーニバル期間は大体1週間、でも年明けからカーニバルムードになる(カーニバルの祝日は2月12〜14日。その前後でカーニバルが各地で開催されていました。カーニバル期間中は大会に出る人、ブロッコなどで踊りを楽しむ人、旅行する人…とそれぞれに楽しみます。ブラジル人の友人いわく「カーニバルが終わってから、ブラジル人はちゃんと今年の仕事を始める」そうです。

・治安が悪くなりがちなので、注意(お祭り気分に加え、旅行者が増えるので強盗やスリも増えるそうです)

私はカーニバル期間、協力隊の仲間たちとマナウス(ブラジル北部の都市)へ旅行していました。

そこで参加した体験を少し紹介します!

マナウスでのカーニバルは、小規模会場のブロッコを訪れました!
宿泊先の友人の協力隊員の家から近く、徒歩5分ほどで着きます。会場の近くでは露店があり、お肉や飲み物を売っています。ブラジル版夏祭りという感じで熱気がすごいです笑
できるだけ身軽に、そして安全に…ということで、服の下に隠せるウエストポーチに少しのお金を忍ばせ。ブラジルの友人に教えてもらった、下着の下に携帯を隠す(意外と目立たず、無くなったら気が付く)方法を取り入れて、いざ出陣!
会場は野外で大きなステージがあり、歌手とダンサーが華やかに盛り上げます。
その前を露出高めの格好をした人々が踊ったり、話したり…。ステージは日本の野外フェスティバルに近い感じでしたが、観衆の盛り上がり方がラテンな雰囲気です笑
ここのブロッコは17時から朝までの時間でしたが、夜の蒸し暑さと観衆の熱気に絶えず汗がじわじわ。
踊りはリズムの取り方が独特で、特に腰の動きは「上半身と腰が別の生き物なんじゃないかと思うくらい」滑らかでセクシーでした笑 カーニバル期間はもちろんですが、生活の中でもブラジル人は本当にダンスが好きなんだな〜と感じることが時々あります笑 
私たちは夜10時すぎに帰りましたが、朝の5時ごろまで音楽が聞こえてきました。
聞くところによると、サンパウロのブロッコは大きなトラックに歌手やダンサーが乗って観衆が取り囲んで踊るとのことで、いろんなスタイルがあるんだと思いました。
私の任地のポルト・アレグレでは、カーニバル期間中はビーチで過ごしたり、旅行に行ったりする人が多いようでした。「カーニバルは踊りやお祭りが好きではなくても、祝日なのでみんながハッピーになれる日」(友人談)です笑
さて、カーニバルが終わり、2024年のブラジルも本格始動でしょうか?
まだまだブラジルは夏。日焼けした肌を労りながら日々を過ごしたいと思います。

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