JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル南部のどさんこ日記

世界三大瀑布、イグアスの滝に打たれる

Bom dia, 先日、日本から友人が来たので有名な「イグアスの滝」を観光しました。

イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンにまたがる世界最大の滝のこと。季節によって150から300の滝があり、最大の「悪魔の喉笛」と呼ばれる瀑布は高さ82メートル、幅150メートルに及びます。

アクセスはブラジル側、アルゼンチン側と2つのルートがあるのですが、今回はブラジル側のみ訪れました。最寄りの空港はサンパウロから空路で約1時間半ほど。空港から車で約10分ほどで滝がある自然公園の入り口に着きます。

1日目はブラジルをはじめとした南米の鳥たちを観察できる公園や、パラグアイにまたがる南米最大の水力発電所を見学し、滝には2日目の朝から行きました。

イグアスの滝は世界遺産の国立公園で、周遊バスで移動します。道端には時折カピバラやトカゲも出没し、整備された大自然を満喫しながら滝へと進みます。

そしていざ滝へ。滝の一つ前の停留所から遊歩道になっていて、大小様々な滝を見ることができます。これだけでも十分絶景!なのですが、だんだんと大きい滝が出てくるにつれて期待も高まります。

そしていよいよ世界最大の滝とご対面。遊歩道からでも顔に水飛沫がかかるほどで、その水量に圧倒されます。

写真を撮った後は滝に突入するボートツアーにも参加しました。

事前にびしょ濡れになるということを聞いていたので、参加者は水着や薄い雨合羽を着てる人がほとんど。滝まで向かう道中は水の流れに逆らうため、結構揺れるのでちょっとしたアトラクション気分でした。突入する滝は最も大きい滝ではないものの、頭から水を被ると一時的に息ができなくなるほどです。小さい滝でもこんなに水量があるのか…と圧倒されました。

世界的に有名なイグアスの滝ですが、「日本人に特に人気がある」と地元の方からよく言われました。今回周りにはアジア系の顔立ちは少ないように感じましたが、日本からのツアーも結構あるそうです。ちょっとした発見でした。

大自然の雄大さを存分に感じた今回の旅行。自然の恵みに感謝し、この景色が将来も残り続けるよう自然を汚さず暮らしていきたいと思いました。

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