JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル南部のどさんこ日記

流行語2024候補に! ブラジルのアサイー事情

Bom dia, 今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語。その中に「アサイーボウル」がありました。

アサイーといえばブラジル原産のスーパーフルーツです。

街にアサイー専門店は少なくなく、スーパーにもアイス売り場にアサイーのアイスが当たり前のように並びます。ただ、日本でブームになっているようなオシャレなスイーツではなく、庶民的な存在。日本のニュースできれいに盛り付けられたアサイーを見ましたが、価格は1000円、2000円以上のもあると聞いて高級スイーツ!と驚きました。10年くらい前にもブームになりましたが、あの時はハワイのアサイー、今回は韓国のアサイーなんですね。どっちにしてもアサイー人気が高いのは嬉しいなあと感じています。

ブラジルのアサイーといえば、アサイーを盛り付けてバナナ、練乳、粉乳、グラノーラの鉄板トッピングのほか、イチゴやマンゴーなどのフルーツ、チョコチップやマシュマロなどなんでも自由に盛り付けます。

私は最近アサイーのキロ売りのお店が好きで、「北部」「アマゾン地方」「自然派」「バナナ味」などの10種類ほどのフレーバーがあるアサイーを自分で盛り付け、チョコレートとグラノーラ、練乳をかけて食べるのが好きです。人によりますが、私は600円程度で十分お腹いっぱいになります。

暑い時にはスーパーで手のひらサイズのアサイーを買い、上に付いているグラノーラをかけて食べることも。このサイズで300円ほどです。

日本でもサンパウロでもアサイーは甘いスイーツですが、原産地の食べ方は甘くせずに食べるのが一般的です。

北部のマナウスでは生温かい出来立てアサイーをスープのように食べましたが、土臭さにやられて全く進まず…。粉粒状のタピオカをかけ、もちろん砂糖を入れてもいいのですが私には合わずちょっと残念でした。

ちなみにブラジルのアサイーはキロ売りではない場合、ミリリットルで頼みます。

マナウスでは現地のご家族と協力隊員と7人ほどで行って、1リットル頼みました。ワ、ワイルド。

日本では昨年、ブラジル風プリン(固めの練乳入りプリン)が流行したとも聴きました。距離的には遠い日本でブラジルの料理が食べられるのはすごいなあ、グローバルですね。

最近は雨続きでちょっと肌寒いサンパウロ。また暖かくなったらアサイーを食べに出掛けようと思います。

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