ブラジル日系社会からの通信

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松村 繁満
神奈川県 ★新規執筆者

タイプ/職種
日系社会シニア・ボランティア
品質管理・生産性向上
派遣国
中南米
ブラジル 南マット・グロッソ州 ナビライ市
一言メッセージ
3回目のシニア海外協力隊活動です。日系人によって創設された農業協同組合COPASULの発展に寄与したいです。

 

カイゼン(KAIZEN)講座

2019.09.11

活動

活動計画のJICAへのプレゼンテーション

通信4号では、私の配属先COPASUL(コパスル)の活動内容に関する記事です。

COPASULは日本式経営の強化に取り組んでいます。日本で生まれた有名な生産システム「リーン生産システム Lean Product System」を数年前に導入しています。 日本の文化や習慣に基づいたシステムで、この活動を進化させるために、私の派遣に繋がったようです。

私はCOPASUL本部の工業事業部長のところに配属されました。

この部門ではサイロ工場、紡績工場、キャッサバ澱粉工場と本部の職員がいます。

私の活動範囲はこれらの部門に日本で開発され、今は全世界に広まっているカイゼン活動を導入し指導することです。

私は、2月着任後2ケ月間これらの部門の現状調査を行いました。そして、「QCサークルチームを各工場、本部に作り全職員がカイゼン(KAIZEN)活動を行うこと」を提案し、承認されました。

上の写真は、JICAブラジル事務所の人がCOPASULを来訪された時、私のカイゼン活動計画の説明をCOPASULの社長さん出席の元で行いました。

カイゼン(KAIZEN)講座

活動はポルトガル語でないと通じません。私はJICA横浜で約2ケ月間ポルトガル語の訓練をしてきましたが、職員から話される言葉がなかなか理解できませんでした。しかし、活動先のCOPASULが前もって翻訳担当女性を採用し私と一緒に活動してもらっているので活動は最初からスムーズに進んでいます。

現状調査が終わった後、さっそく5月から7月まで「カイゼン講座」と「問題解決のワークショップ」を行いました。各工場の管理者、リーダーを対象にこれらの講座での教育、訓練を行いました。上の写真はその訓練風景です。

ここへ着任してから、時間がある週末とかはポルトガル語を勉強したりしています。半年過ぎて少しづつ上達しているようです。以前スペイン語圏で4年間活動していた時のスペイン語が、ここで話す際によく混じってきます。この2つの言語は似ていますが、違いがずいぶんあります。話していて自分では気が付かないのですが、相手から「それスペイン語です」とよく言われます。

COPASULへの月次壁新聞への活動の掲載

この私のカイゼン活動がCOPASULが毎月発行している「5月号壁新聞」に掲載されました。

このカイゼン講座は7月で終わりました。問題解決ワークショップは引き続き9月まで行う予定です。また、8月からは61チームによるQCチームのカイゼン活動をスタートしました。

これら活動の様子は次回以降に皆さんへ紹介したいと思います。

目標は、「一人一人の従業員が、自らカイゼン活動を行うことができる能力を育成し、それを実行する風土を醸成すること」です。