JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル日系社会からの通信

TAKEHARAサイロ工場が開業!

落成式

2020年2月、TAKEHARAサイロ工場の開業式典。
TAKEHARAさんは、私がここブラジルに来てから非常に懇意にしている人です。幸いにして、この式典に少しの間参加出来て非常にうれしかったです。
TAKEHARAさんは、今私が活動しているCOPASUL(南マットグロッソ州農業協同組合)の組合員です。非常に大きい農園を持っておられその広さは4000ヘクタールです(私の住んでいる茅ヶ崎市の広さ3500ヘクタール)。いまは、地平線まで大豆農園が広がります。
私が最初にブラジルに来て、このナビライ市周辺の農園を見たときその広さに本当にびっくりしました。さすがに農業大国ブラジルだと感動しました。今は大豆ですが、日本の夏の時期はとうもろこし農園になります。2期作です。
開業式典には、ここナビライ市の市長、教会の司祭、COPASULの社長や関係者が参加して盛大に行われました。
この新しくできたサイロ工場では12,000トンの穀物(大豆ととうもろこし)を保存できます。

TAKEHARA夫妻

TAKEHARAさんはお父さんが宮崎で農業をしておられたそうですが、ここブラジルへ移民され農業を始められました。移民一世です。50年余の間でこれだけの規模の農園まで広げられた功績にただ感心するばかりです。

上の写真は、式典の際のTAKEHARA夫妻です。二人とも日本語が話せて、非常に親切な人です。週末によくナビライ日系会館の色々な行事で会いますが、その時は色々な話をし、食事を一緒にします。
この写真でも解るかと思いますが、サイロ工場の周辺は広大な農園が広がっています。ナビライ市の中心部から約35kmぐらいの所に位置します。
市の中心部を抜けると、両サイドに広がる農園の中を車で走ります。今は一面緑で非常に気持ちが良く爽快です。

TAKEHARAファミリー

上の写真はTAKEHARA夫妻の子供たちを含めた家族の人達です。子供さんの一人の男性夫妻もここTAKEHARA農園を一緒にやられています。この夫妻も親切でナビライ日系会館の行事で良く会います。


TAKEHARAサイロ工場の開業おめでとうございます!


最新の設備などが導入され、これから発展を続けていくことでしょう。 

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