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シュハスコ

ブラジル料理で私が一番好きなものはシュハスコ( Churrasco)です。

シュハスコはブラジルや南米の代表的な肉料理です。大きな塊の肉を串刺しにして炭火で焼きます。

この写真は、ここナビライ市で日本式レストランを経営しておられる主人宅の家に招待されたときのものです。

ブラジルでは家族や親しい仲間、友人がそろうといつもシュハスコをして楽しむようです。私も、今までいろいろな家庭や勤務先の行事に参加しましたが、必ずこのシュハスコが料理されます。
裕福な家はどの家庭もシュハスコを焼くための設備や機器を備えています。

今回招待をして頂いたご主人がシュハスコの焼き方を私に教えてくれました。焼く前に塩をパラパラと肉に振りかけます。
最初は強火で焼きます。強火で肉の外側を焼くことで中から出てくる肉汁を閉じ込めてしまうことが大切だそうです。弱火で焼くと、肉汁が下にたれ落ちてしまい、肉の柔らかさと旨味が落ちてしまうそうです。
肉の外側を強火でまんべんなく焼きます。そして、そのあと弱火でじっくり時間かけて焼きあげて完成です。

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シュハスコを切る

シュハスコの中がどの程度火が通っているか焼き加減を見る為、串に刺された肉を一個取り出し包丁で切り調べます。

中がレア（生肉）の状態なら、さらに時間をかけて焼き上げます。私はミディアム状態の肉が好きですと伝えたら、そのように焼き上げてもらいました。
食べ頃になった肉は、包丁で一口サイズに切っていきます。食べやすいように薄めに切っていきます。

肉は、牛肉、豚肉、鶏肉や豚のソーセージなどが使われます。
日本のBBQや焼き鳥の焼き方と似ていますが、BBQでは野菜類が一緒に焼かれるところが違います。

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カラオケ

シュハスコ料理を食べた後はみんなでカラオケを歌いました。

ここブラジルの日系社会ではみなさんカラオケが好きなようです。ここのご主人宅もそうですが、好きな人は自宅にカラオケの装置をみんな持っています。

私の年代に近い人やそれ以上の人達は、昔の日本の歌手の歌を良く知っておられ歌もうまいです。私も上手くないですが久しぶりに何曲か歌い楽しくすごしました。

日本の歌詞が画面にでますが、みんなローマ字です。2世や３世は日本語や漢字が読めない人が多くカラオケの歌詞はみんなローマ字で表示されます。
3世、４世になるともうこれらの昔の日本の歌手の歌は知らないので、ここブラジルの流行っている歌をポルトガル語で歌います。

以前はここナビライの日系ブラジル人協会でもカラオケ大会があったそうです。カラオケが好きな人が私に、また復活させたいと言っていました。

美味しいシュハスコを食べ、カラオケで一緒に歌い、本当に楽しく過ごしました。