JICA海外協力隊の世界日記

ブラジル日系社会からの通信

Cの日(協力の日)

DIA-C (Cの日)

ブラジルの農業協同組合が始めたCの日「(Dia de Cooperar:協力の日)」があります。2009年から始まった活動だそうです。

ブラジルの全ての協同組合がボランティアとして地域の社会に貢献する日で今年は7月2日でした。私の活動先の南マットグロッソ農業協同組合コパスル(COPASUL)もここナビライ市の学校、市の病院、市の補助で活動しているホームレスセンターなどを協力しました。

私も初めて参加しました。コパスルの職員が一日市の病院の庭を清掃し、大きくなった木を伐採し、いろいろな物で汚くなった庭をきれいにし、花壇に花を植えたりしました。この写真は作業が終わった時の写真です。「広げた手」はこのCの日の共通のシンボルです。

コパスルの工場がある7つの市で、136人の職員がボランティアとしてこの日に活動したそうです。この運動はブラジルの協同組合の大きな運動となっているようです。

市の病院の清掃

私たちと一緒に参加したコパスル職員は、 「私たちが、ここで彼らに貢献できたことは、コパスルの私たちにとって大きな喜びです」と話していました。

ここブラジルでも、このようなボランティア活動が行われています。

ホームレスセンターでの菜園つくり

上の写真は、市でサポートしているホームレスセンターの横に私たちが菜園を造っているところです。このホームレスセンターには約20人が生活しており、その前庭にある敷地をコパスル職員が耕し、そこの野菜を植えたところです。この作業をみんなで一日かけてやり、立派な菜園が出来ました。水道からパイプで水をやる装置も設置しました。

今は、この野菜が大きくなり、このセンターで食べられているそうです。

みんな、楽しんでこの活動をしていました!!

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