JICA海外協力隊の世界日記

ルワンダのWonderful life

ルワンダの伝統ダンスを踊ってみた

Muraho!(こんにちは!)

先日、はじめてルワンダの伝統ダンスに参加しました。

ルワンダでは、イベントや結婚式などのお祝い時に伝統ダンスが披露されます。

今回は、カメルーンから来たフランス語のボランティアの方の送別会ということで、このダンスを行いました。

ちなみに、ダンスの練習が始まったのが本番3日前。

この光景はルワンダでよく目にするのですが、

ある日サッカーやバスケの試合に向けて放課後練習をし始める姿を見かけたとき、

私「いつ試合なの?

と聞くと

同僚「明日だ。

私「…。

こんな感じで試合やセレモニーに向けて練習を始めるのが、本番1~3日前の12時間だけということが多々あります。

日本人の感覚的に、試合やイベントってもっと前から決まってたよね?直前すぎだけど大丈夫?と勝手に心配になるのですが、

それでも、何だかんだ形にしちゃうのがルワンダの凄いところ。

伝統ダンスにおいては、小さい頃から踊ってきた分、振付けを覚えている子が多く、個々のポテンシャルの高さで何とかまとめているように感じます。

その一方で、もうちょっと時間をとれば、全体的なクオリティはもっとあがりそうなのにと感じることもしばしば。

そして、迎えた本番の様子がこんな感じです。

ダンスの途中で「アガセチェ」(古くより、縁起の良い蓋付きバスケットとして、手にした方の幸せを願い贈られるルワンダの伝統工芸品)を頭に乗せて踊る振付けがあり、

20220914_152824.jpg

(アガセチェ)

普段から頭に乗せて物を運ぶ文化があるルワンダ人にとってはお手の物のようですが、

前日にいきなりその場面を練習してもできるはずもなく、

一人だけアガセチェの蓋を乗せる別メニューになりました…。

小人感満載です。

改めて、ルワンダ人のポテンシャルの高さ、すごいなと感じさせられます。

すべての動きがワンテンポ遅れ、踊りの途中で一人だけアガセチェの蓋を乗せる小人ダンスを披露したものの、貴重な経験をすることができました!笑

何より、練習・本番と常に楽しそうにしているダンスメンバーと一緒に踊ることができ、私自身最後まで楽しく参加することができました。

また機会があれば、ぜひ参加したいです。

その時は、『脱・小人』を目標に、アガセチェを乗せて踊れるようになりたいと思います。

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