2023/05/30 Tue
人
大好きな警備員の紹介
Muraho！（こんにちは！）
今回は、我が家の警備員について紹介したいと思います。
任地で過ごすのもあと1ヶ月をきりました。私がこれまで任地で大きな問題なく無事、安全にそして楽しく！過ごすことができたのは、彼らがいてくれたからといっても過言ではないくらい大変お世話になりました！
昼と夜で交代し、24時間体制で働いてくれ、何と頼もしい存在だったことか！
隊員によっては、警備員と距離感が難しく、関係が上手くいかないケースや、警備員の勤務態度に問題があって、途中で交代することがあるようですが、私の場合はそんなことは一切なく、本当に人に恵まれていたなと感じます。安全面の観点から、2年のうち途中で警備員を交代する必要があり、、これまでに昼2人と夜2人の計4名にお世話になりました。
１人目は“Faith”（昼の警備員）
見出しの写真の子で、笑顔がとっても素敵な兄弟思いなお姉さんです。よく、休日には下の妹や弟も遊びに来てくれました。私が赴任してからの1年を一緒に過ごしました。赴任当初は、わからないことも多く、生活面でもめちゃくちゃ助けられました。
その他にも、電波の悪い中一緒に東京オリンピックを見たり、誕生日をお祝いしたり、彼女の結婚式に招待してもらったりと、多くの時間を一緒に過ごし、警備員が終了した後もお家に遊びに来てくれたり、定期的に連絡をくれます。
Faithが日本人の顔の区別が難しいのを利用して、名だたる麗しい女優の方々（新垣結衣さん、綾瀬はるかさん、北川景子さん）の写真を見せては“怜奈に似てるね～”と言ってもらい、“ぐへへ、そうかな～”と何度もいい思いをさせてもらったのも今となってはいい思い出です！
（同じホモ・サピエンスであることと性染色体がXYであること以外共通点が一切ないことは十分自覚しています！ファンの方々すみません！）
2人目は“Eugene”（夜の警備員）
家族思いで、人懐っこい警備員さんです。英語がほとんど話せないけど、人懐っこい笑顔でなんでもYego（うん！）といって、とりあえず全部受け入れてくれるEugene。私がひたすら活動の悩みを言い続けて、一切意味が解らないけど隣でひたすらYegoと言い続けてくれる良き相談相手でした。
もちろん、何も悩み解決にはならなかったけど！笑
お家にも招待してくれて、家族にも会わせてもらいました！ルワンダに来て、初めて現地の人のお家に遊びに行ったのが彼の家でした。ちびっ子たちがとっても可愛かったです！
3人目が“Emannuel”（昼の警備員）
ちょっと人見知りで仕事にとても真面目なエマ。彼には何度水汲みを手伝ってもらったことか。彼も英語をほとんど話せないのですが、ペットのジェリーが我が家に住み着き始めた当初（詳しくはこちらをご覧ください）、カエルの餌に必要なコオロギが欲しいと拙いキニアルワンダ語でお願いしたところ翌日にカエルを3匹捕まえてきてくれました！！！
惜しい、そっちじゃない！！！
言葉って難しいですね！！！
お陰で一時期、餌探しがさらに大変になったことを今でもよく覚えています。自分で、持ってくるのそっちじゃなかったのを後になって気が付いたのか、餌探しも手伝ってくれました。優しい。
4人目は“Celestine”（夜の警備員）
Celestineの家の鶏に育てられたと言っても過言ではいないくらい、Celestineの家の鶏にはお世話になりました！ということは、その鶏を育てていたCelestineに育てられていたってことかな？Celestine家では鶏を飼っていたので、夜ごはんと交換でこれまで卵のサブスクをお願いしていました。いつも新鮮な卵をありがとう！また、仕事前の日中に市街地まで一緒に買い物に付き合ってくれることもあり、とても優しく頼りになる存在でした。私の任地は流れ星も見えるくらい空が綺麗だったので、彼とは停電の時に家の敷地内で一緒に星をよく見たりしていました。
振り返ってみると、ここには書ききれないくらい警備員とたくさんの思い出があって、それだけ助けられてきたんだなと感じます。特に、1人目のFaith以外は、英語がほとんど話せません。それにもかかわらず、いつも一生懸命理解しようとしてくれ、時にはお買い物に付き合ってくれたり、水汲みを手伝ってくれたり、カエルをお届けしてくれたり笑、言葉も大切だけど、理解しようとする姿勢や行動の大切さも学びました。本当に支えてくれて、ありがとう！！残りの日数も彼らとの時間を大切に過ごしたいと思います。
（エマが捕まえてくれたカエルたち）
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