JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

MTECのパーティー

 MTEC最終日である7月26日に、ポンペイ島の象徴であるソケースロックがよく見えるレストランでパーティーが開かれました。ポンペイ島では、自動車の数に対して駐車場の数が圧倒的に不足しているため、様々なイベントでは、限られた敷地に車がぎゅうぎゅうのすし詰め状態になっている光景をよく目にします。これまでの経験上、今回のパーティーでもこのことが予想できたため、私はあらかじめ、会場出口付近のいつでも自由に出し入れできる場所に車を駐車してから会場入りしました。

 予定では16時から閉会セレモニーが始まり、18時から夕食会が始まると聞いていました。これもこれまでの経験上、2時間以上予定が遅くなるということは十分予想がついてはいたのですが、どうしても抜けきれない日本人の習性として、時間通りの16時に到着してしまいました。予想通りまだほとんど人がおらず、結局閉会セレモニーが始まったときは18時を回っていました。閉会セレモニーでは、ミクロネシアの4つの州とマーシャル諸島の皆さんが各地の歌や踊りを披露して盛り上がっていました。

 いつも妻と娘の3人でパーティーに参加することがほとんどだったせいか、どこに行っても「奥さんと娘さんは?」と何回も聞かれました。私は夕食が始まるまでの時間を、ポンペイ州の校長先生たちとおしゃべりをしながら過ごしました。以前の記事にも書いた、一人125ドルの参加費についても質問してみると、先生たちは参加費を基本的には自己負担しているそうですが、何らかの補助制度もあるようです。校長先生たちは、確かに参加費は高いが、その参加費に見合うだけの価値は十分にあるとおっしゃっていました。

 8時を過ぎたころ、参加者に食事がふるまわれました。これまで見た中で一番豪華なお弁当でした。とても一人では食べきれない量だったので、ロブスターが大好きな娘のお土産になりました。

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