JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

スペシャルランチ

 先週の土曜日から教育局の多くの職員が隣のチューク州に出張で出かけているので、職場はとても静かです。一人で黙々と仕事をしていると、今まであまり話をしたことのなかった職員から「今日はスペシャルランチだからぜひ参加してくれ」と話しかけられました。「家族も呼んできていい?」と聞くと予想通り「もちろんだ」との返答を頂きました。

 職員の数が少ないときになぜスペシャルランチなのか聞いてみると、今日、定年退職を迎える職員がいて、その送別会としてスペシャルランチを準備したとのことでした。たまたま今日は州内の校長先生たちが集まる会議が教育局で行われていたので、校長先生たちも一緒に食べることができました。

 ビュッフェ形式で並べられた料理を、各々がお弁当のようにして選んでいきました。定番のマグロの刺身やフライドチキンはもちろんのこと、今日は珍しく野菜が豊富でキャベツやキュウリなどもたくさん食べることができました。お祝い事には欠かせない豚の丸焼きもあったのですが、少し生焼けの状態だったので今日は遠慮させていただきました。上の写真は私一人分のお弁当を撮影したものですが、多くの人から「少なすぎる!」「なぜもっと取らないのか?」「豚の丸焼きがないじゃないか!」と次々と声が上がり、ポンペイの人々の優しさを改めて感じました。

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