JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

職場のクリスマスパーティー

 12月17日の朝、この日に職場のクリスマスパーティーが昼に開催されることを知りました。先週の会議では翌日の18日にみんなでレストランでランチを食べて、それをクリスマスパーティーとすると決まっていたはずなので、まわりの人に確認してみると、いつの間にか予定が変わって、この日の昼に職場の駐車場で、みんなで料理を持ち寄ってパーティーをすることに変わっていたようでした。午前中は11時ぐらいまで小学校に行って授業をすることになっているので、授業の後、急いでスーパーで買い出しをしてから自宅に戻り、急いで大量のお好み焼きを作りました。そして何とか開始予定時間の13時に妻と娘を連れて職場に再び戻ることが出来ました。

 急いで来たものの、いつも通り時間通りに始まる様子はなく、娘はやることがなかったのでずっと私のデスクで算数のワークブックを解いていました。15時ごろ、ようやく偉い人たちの長いスピーチが始まりましたが、お昼ご飯を食べていなかった娘は空腹を耐え切れず、運ばれてきたドーナッツを我慢することはできませんでした。ポンペイのイベントではサカオと呼ばれる沈静作用のある飲み物が欠かせません。食事のあとは、多くの人々はそのサカオを囲んでおしゃべりを楽しんでいましたが、13時から待っていた我々は待ちくたびれて、早めに帰宅することにしました。

 翌日、職場に行ってみると職員の数が少なく、ひっそりとしていました。どうしたのか聞いてみると、なんと前日の夜遅くまで、サカオを飲んで楽しんでいた人々の間で、18日は急遽休日とすることを決めたとのことでした。この日に出勤していた人々は、早めに帰宅しそのことを知らずにいた人だけでした。ポンペイに来てから忍耐力と対応力が鍛えられたと改めて実感できた出来事でした。

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