2024/03/17 Sun
イベント 人 文化 活動 違い
No.5 『違うからこそ良い』
مرحبا! كيف حالكم؟
(マルハバー! キーフ ハールコン?)
こんにちは!みなさん元気ですか?
今日は障害児・者支援の仲間との活動で感じたことをお伝えします(^^)
始まりはJICAスタッフさんからのメールでした。
スタッフさんからの呼びかけをきっかけに、同職種隊員で集まり、
「一人ではできない、と思うことをみんなでやってみよう。」
となり、一つ目のステップとして「夏祭り」を企画し、各隊員の活動先を順番に回り始めました。
内容は、日本の夏祭りの屋台を見立ててゲームコーナーを設置したり、現地と日本の子ども向け音楽で体を動かしたり、現地の大人も大好き!アラブミュージックで自由にダンスをする時間を取り入れました♪
いつもは日本人の私たちがヨルダンにどっぷり浸かっているけれど、この日は「はっぴ」に袖を通すヨルダン人たち。
良い感じに異文化が混ざり合った空間でした!
それぞれのプログラムには色々な動きがあり、子どもたちの能力向上に繋がったり、
現地の先生たちへの支援方法のアイデア提供を目的にしていました。
私の配属先は第3回目の開催で、他職種も含む
13名の隊員さんが協力してくれて実施することができました!
(職種は、小学校教育、非破壊検査、幼児教育、青少年活動、美術、体育)
様々な職種のプロフェッショナルたち。
はっぴを着た日本人が14人も!笑
先生たちも子どもたちも、普段とは違う景色に圧倒されつつ、喜んでくれていました!
そして日本人もヨルダン人もみんなごちゃ混ぜになって
「مهرجان الصيف 〜夏祭り〜」
が開催されました!
準備段階から「手伝うことある?みんなで協力しよう!」と積極的に関わってくれる現地の先生たち。
たくさんの人が来て普段と違ったにも関わらず、たくさんの笑顔を見せてくれた子どもたち。
自分の活動の合間に道具を準備してくれる障害児・者支援のメンバー。
書類の作成や企画についてアドバイスをくれ、当日はたくさんの思い出を写真として記録に残してくれたJICAスタッフさん。
私たちの現場について理解しようと学び、現地まで足を運んでくれた他職種の隊員さんたち。
他職種の隊員さんにも協力をお願いしたのは、
「お互いに違う視点を取り入れる」「色んな人と関わる機会を作る」
そうすることで、参加した人たちが何か気づきを得て、それぞれ活かすことができるのではないかと考えたからです。
それぞれの視点、持っている力があるからこそ見えてくるものがあり、お互いに与える影響が変わってくると信じています。
人それぞれ違う良さを持っていることが素敵。ということを感じてほしい。
普段、出会わない人と楽しい時間を過ごしてほしい。
そして何よりも、「配属先のみんなとヨルダン隊員のみんなが一緒なら絶対楽しい!」と思ったから。
大まかな説明しかしていなかったにも関わらず、当日なにも言わなくても自ら行動してくれる隊員さん。
さすが海外まで来て生活している人たち。
フッ軽。尊敬。
全部で40名ほどの参加者になりました!!
プログラムを中心になって進めてくれる人、
子どもたちに寄り添って、一緒に遊んでくれる人、
盛り上げ隊、
みんなの流れから少し距離を置いて参加する子ども、
その子をいい距離感で見守ってくれる人、
色んな人が様々な役割を担ってくれて、一つの暖かな空間を作り出すことができていました。
これに気づかせてくれたのは、アクティビティが終わってからのみなさんの感想でした。
全部ご紹介したいけど今日は一つだけ…
隊員さんの一人が動画と共に送ってくれたコメントです。
「これは音楽を楽しんでいる(と思われる)ハビーブ」
動画にはみんなから少し離れた場所で、穏やかな表情でリズムにノっている、であろうハビーブの姿。
日本でもついつい、みんなと同じ行動ができない子、人は注意されがち。
でもその子の世界を邪魔せず見守ってくれた隊員さんに感謝です。
みんなと同じ行動をさせなくても良いんだ。と現地の先生も感じてくれたと思います。
ハビーブを他の隊員さんも素敵なアングルで写真に収めてくれました!
↓
今回は私の配属先での夏祭りについてのご紹介でしたが、
他のメンバーの活動先でも現地の先生たちがたくさん手伝ってくれました。
私たちの活動に携わってくれたみなさんに、感謝感謝です。
شكرا الكم (^^)
(シュクラン イルコン)
みなさんありがとう!
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