JICA海外協力隊の世界日記

80億分の1の世界

No.7 『類は友を呼ぶ』

「類は友を呼ぶ」

〜同じような考え方や趣味を持った人が自然と集まって仲間を作る〜

今回は、こんな感じで仲良くなった友達との会話から学んだことです。

彼女とは活動先で出会い、趣味が同じ「絵」でした。

そのことを知ってからお互いに親近感が湧き、言葉でスムーズにコミュニケーションがとれないけど、仲良くなっていきました。

「なんで私と友達でいてくれてるの?」

(突然こんな質問をしてみました笑)

びっくりしながらもこんな話をしてくれました。

「いい人にはいい人、悪い人には悪い人がくっつくようになってるんだよ。

クルアーンにも書いてあるんだよ。」

「だからマキは日本からヨルダンに来て私と出会ったんだよ。」

「الحمد لله 」

(神に感謝します。)

*話は脱線してしまいますが…

この

「الحمد لله」

日本語では「神に感謝します」や「おかげさまで」と訳されています。

何かあるごとにこの言葉を使う習慣が私はとても好きです。

日本語でもアラビア語でも、

自分にだけフォーカスを当てるのではなく、自分以外のことに感謝する言葉があり、

その姿勢をお互い持っていることを思い出させてくれます。

話は戻り…

その内容はクルアーンの第24番目の章26節に書かれていました。

الخبيثات للخبيثين والخبيثون للخبيثات والطيبات للطيبين والطيبون للطيبات

(良くない女性は良くない男性に、良くない男性は良くない女性に、

良い女性は良い男性に、良い男性は良い女性に)

この内容は結婚へ向けての男女への内容のようですが、他の人間関係に対しても考えられると捉えられているみたいです。

「日本でも同じような考え方があるよ!」

と文化や言葉が違っても、自分が感じていることを共有できることがとても嬉しかったです(*^^*)

踊りが好きな人たちは手をとりあって踊り

おしゃべりが好きな人たちは円を作っておしゃべり

自然が好きな人は自然の中で集まり...

こんなふうにどこでも同じように人が繋がり、交わっている。

ヨルダンに来て私もその一部になれていると感じた瞬間でした(^^)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ