JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

大真面目に私の職場と仕事について語ります!

私の配属先は、” パラグアイ日系・日本人会連合会 ”です。パラグアイ全土の9つの日本人会・文化協会と1つの日系団体で構成される加盟10団体のまとめ役をしているところです。

私が着任する前の、2021年に首都アスンシオンから、隣接するフェルナンド・デ・ラ・モラ市に移転しています。もともとこの場所にあった、日系社会福祉センターを管理運営することになり、オフィスがここに移されたとのことです。今も正面玄関には墨で書かれた福祉センターの立派な看板が掲げられていて、歴史の変遷が感じられます。

この建物の中では、毎月1回、首都圏近郊の参加者に向けてデイサービス「さくら」が行われています。地元のボランティアさんの支援のもと、健康チェック、健康体操、レクリエーション、昼食会などを行っています。

デイサービスさくら血圧測定.jpg

デイサービスさくら体操.jpg

デイサービスさくらゲーム.jpg

また、敷地内には、アスンシオンの長寿会「寿会」の建物もあります。こちらも毎月1回定例会が行われています。

寿会食事会.jpg

アスンシオン老人クラブ寿会例会 富山の魚.jpg

私も職種「文化」の立場から、デイサービスや長寿会で、お手伝いできること、活動依頼されたことを、できる限り支援をさせていただいています。

配属先の重要な2つの事業が「日本語教育」と「日系高齢者福祉」の推進です。それらに「日系社会の次世代を担う後継者育成」を加えた3つに力を注いでいます。私も職種「文化」の立場から、これらの仕事にできる限り貢献できるように、自身の目標を計画立案し、日々の活動を実践しています。

「文化」という職種は、和服の着付け、盆踊り、華道、書道、折り紙などをイメージすると思いますが、それ以外の多岐にわたる活動も行っています。

日本語学校教師研修会(幼児教育).jpg

たとえば、「日本語教育」事業の推進に貢献できるように、日本語学校の子どもたちの成長へとつながるような活動も行っています。先生方や保護者の皆さんへ講話や研修会等の支援を行ったり、直接子どもたちを指導する様子を見ていただいたりすることもあります。

ラパス日本人会日本語学校幼稚園保護者参観日での紙芝居.jpg

また「高齢者福祉」事業の推進に貢献できるように、デイサービスや長寿会をはじめとした活動現場で、地元のボランティアさんたちと一緒に日本の唱歌や童謡を歌ったり、レクリエーションやゲームの指導をすることもあります。

ラパス日本人会長寿会でのレクレーション活動.jpg

どの活動も、いつも私の方が、子どもたちや先生方、保護者のみなさん、参加してくださった方々の笑顔やお声掛けに、大きな元気をいただいています。

このように、様々な活動を通して、出会った皆さんと笑顔になれることを楽しみに、準備を整え、長距離バスに揺られて、各地へ出かけていくことも、私の大切な仕事です。

これからも、配属先でのエピソードや、出張先での出来事を紹介していきますので、読んでいただけたら嬉しいです。

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