JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

【願】♡♡ 日本にも友情の日を ♡♡

7月30日は「国際友情デー」です。                 

パラグアイが国連総会で提案し、2011年に採択されました。

ここパラグアイでは、1958年から始まったそうで、とても大切な日として受け止められています。

その日を中心に、7月末から8月上旬にかけて、あちこちで大小さまざまな、友情を深めるための集会が行われます。私も8月に入ってから2回参加させていただく機会がありました。

8月1日は、配属先のパラグアイ日系・日本人会連合会の皆さんと共に、新たに着任したJICA隊員とインターン生の歓迎会も兼ねた昼食会を行いました。

                  

午前中からアサードを焼いたり、ご飯を炊いておにぎりを握ったり、マンジョーカや、チパ・グアスというトウモロコシのグラタン風味のケーキをつくたり、色鮮やかにサラダを盛りつけたり、、

みなさんそれぞれの持ち場で、持ち前の特技やセンスを発揮します。料理が出来上がったら、お皿やコップ等の食器を準備したり、出来上がった料理や飲み物を運んだり、

そんな、みなさんと一緒に作業するときの会話が、私にとって何よりも楽しい時間なのです。手や口 (笑) を動かしながら、ますます仲間意識が強くなって、どんどん絆が深まっていきます。

私の主な担当は「美味しそう!」「わあ、きれい!」と感動しながら、時々「お味見」という名のつまみ食いをさせていただくという、重責です(^▽^;)        

特にこの日、小豆の入った可愛らしい俵型のおにぎりの「お味見」を頼まれたときの感動は忘れられません。 

まだあったかくて、もちもちの食感に、思わず「最高でーす!!!!」と叫んでしまいました。            

そして、8月6日は、パラグアイの首都にある、アスンシオン日本人会の婦人部の部長様から、ご丁寧なお便りと共に「友情の日のお祝い」の会にお誘いをいただきました。

会場は終始華やかな雰囲気に包まれ、笑顔と楽しい会話で溢れていました。

何よりも驚いたのは、還暦や古希を迎える皆さまの、輝くばかりの若さと美しさです!赤と紫の衣装に身を包み、手拍子と共に、さっそうと会場内を行進されたのですが、自信に満ち溢れた美しく輝く笑顔を、憧れと尊敬のまなざしで見つめながら、心からの拍手を送り続けました。

古希と還暦を祝うケーキ.jpg

その後も、いろどりも栄養バランスも良いお弁当をいただいたり、ビンゴゲームで豪華な景品を競ったり、カラオケを歌ったり、日頃はあまり話すことができない皆さまの貴重なお話しに夢中で聴き入ったり、ほんとうにステキな時間を過ごさせていただきました。

友情の日のお弁当.jpg

もちろん、いっそう皆さまとの友情を深めることができたのは言うまでもありません。

こんなステキな「友情の日」、日本で広がらないのが、とても不思議です。

友情は身近な人間関係にとどまらず、国や文化を超えて、世界平和を促進させる大きな力になると思うのですが、

日本でも、もっと広まったらいいな ~♡

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