JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

ボリボリにハマりました!

パラグアイの代表的な煮込み料理ボリボリ。 初めて食べたのは、配属先でパラグアイ日系・日本人会連合会移住資料館の仕事に携わっていらっしゃる職員さんの母校、国立アスンシオン大学の学生食堂でした。さすが学生食堂、お皿からお盆に溢れる程のボリュームです。鶏肉やトウモロコシ、パラグアイチーズの濃厚な味が溶け込んだクリーミーなスープにすっかりハマり、ついつい会話もはずみました。ボリボリの美味しさに加え、久しぶりの学食でのランチタイム、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

原本さん.jpg

連れてきてくださってありがとうございました。

そして、2度目が出張で訪れた、ブラジルとの国境の町、シウダー・デル・エステのエステ日本人会が主催する日本食祭の前夜でした。翌日の祭りのお客様のためではなく、準備をする地元のボランティアの皆さんに食べていただくための、まかない用のボリボリです。

まだ明るいうちから地元の役員さんや婦人部の方々と一緒に調理にとりかかりました。おかげで、たくさんの材料を洗って、切って、煮込んで、出来上がるまでの全工程を経験させていただきました。皆さんの手元を見ながら、楽しいおしゃべりも交わしながら、もちろん、ちゃんと手も動かしながら、夢中で調理に没頭すること数時間。気がついたら、外は真っ暗になっていました。ボリボリの味の秘密や奥深さを知ると共に、人々のおおらかさ、やさしさ、絆の強さを肌で感じることができました。

ボリボリをじっくりと煮込む.jpg

こんな時、忘れてはならない大切なお料理、アサードもボリボリのすぐお隣で着々と調理が進められていましたよ。

エステ日本人会の会長さんはじめ、幹部役員さんらが、心を込めて下ごしらえをし、注意深く火加減を見極めながら焼き上げていきます。豪快さと繊細さのバランスが絶妙な、見事な腕前に、しばらく見とれてしまいました。

アサードも.jpg

アサードとボリボリの良い香りに包まれて、地元ボランティアさんたちの仕事も進みます。

夕食時、ますますハマったボリボリと、こんがり焼きあがったアサードを、翌日の祭りの大盛況を願いながら、皆さんと一緒に味わいました。

ボリボリ、「忘れられない食べ物 その3」に決定です!

翌日の祭り当日、販売されていた日本食はあっという間に完売し、私の担当した浴衣の着付けコーナーも閉店時間が迫っているというのに、列が途切れないほどの大盛況でした。

仕方なく列の途中で締め切らせていただきました。せっかく着付けを希望して並んでくださった皆様、ほんとうにごめんなさい。いつかまた来ますから、待っててくださいね。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ