JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

【くらべてみたら】パラグアイと日本のデイサービス

前回もご紹介しましたが、私の配属先、パラグアイ日系・日本人会連合会の建物の中には、福祉センターがあり、毎月第3木曜日に、首都圏の高齢者のための、デイサービスが行われています。

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その日は私も受付で手指の消毒をしたり、名札を付けたりしながら参加者を向かい入れます。それから、連合会の高齢者福祉担当主任や地元のボランティアさん方、そしてJICAのソーシャルワーカー隊員らよる、血圧・体重・体脂肪・内臓脂肪・握力等の測定や心身の健康維持のための生活指導や健康体操や昼食の配膳などのお手伝いをします。

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時には私の職種「文化」の分野を活かしたレクリエーションやゲーム、折り紙などの指導をさせていただくこともあります。デイサービスさくら手遊び歌4.jpg

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私は富山県射水(いみず)市の出身なのですが、地元で毎週行われている「きららか射水百歳体操」の様子と比べてみることにしました。

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この通称「百歳体操」は、物を持つ、立つ、歩くといった、日常生活動作に必要な筋力を向上させ、要介護状態にならずに、健康でいきいきとした生活を送ることができるように、また体操を通じて住民がお互いに支え合える地域になるように、という目的で行われています。

体操が終わった後は、季節に応じた、手芸、工作、折り紙、寄せ植えなど、地域のボランティアさんたちが計画された、様々な作品制作が行われます。お菓子とお茶をいただきながら、会話を楽しむ時間も設けられています。

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ということで、比べてみたら、靴を履くか脱ぐか等、文化や環境の違いはもちろんありますが、マスクの着用や手指の消毒をして、感染対策に気を配りながら、みんなと一緒に、前向きに体操に取り組んだり、体操が終わった後も真剣に折り紙をしたり、はつらつとゲームに挑戦したり、和やかに仲間との会話を楽しんだりしている笑顔は、パラグアイも日本も同じように、きらきら輝いているということがわかりました。

そんな溢れ出す幸せパワーを全身に感じながら、いつも楽しく参加させていただいています。

デイサービスのみなさん、またお会いできるのを楽しみにしています!

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