2024/07/19 Fri
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頼もしい若者たちと【書道】ワークショップ~セントロニッケイ ピクニックディ~


職場のフェルナンド・デ・ラ・モラから車で約1時間、イタウグアの広大な敷地が広がるセントロニッケイのピクニックデイで書道ワークショップを行いました。昨年に続き2回目の実施です。
昨年は、、、朝から冷たい風が吹き、日中も気温が上がらず、寒い1日でした。それでも来場された人たちは広場でサッカーをしたり、家族や友人とお弁当を食べたり、書道や折り紙などのワークショップに参加したりして、ピクニックを楽しんでいました。 昨年寒い中、書道ワークショップに参加してくださった皆さんのあたたかい笑顔です⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
ちょっとでも油断をすると、お手本や習字用の半紙などが風に飛ばされてしまい、その都度全力疾走で追いかけ回していました(^▽^;)!
今では楽しい思い出のひとコマです。
昨年のいちばんの反省点が、机と椅子の配置を長~くし過ぎたことです!
そのため私を含めた女性スタッフ2名の動線がまるで蟹の横歩き(⁉)ようで、あまりにも不便でした!!
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩昨年の書道ワークショップのテントの中はこんな感じでした。


さて、今年はというと、、、
同じ季節にもかかわらず天気は快晴 ❕日中は気温も上がって汗ばむくらいです。昨年と服装を比較すると違いがよくわかりますね!!
昨年の反省を基に、今年はテーブルと椅子を3箇所に分けて設置しました。スタッフからの紙や墨液などの道具の手渡し、説明の声の聞こえやすさや個々へのアドバイスのしやすさなどを考慮して、参加者の間を無駄なく素早く動き回って直ぐに対処できるような動線の工夫をしました。
⇩⇩⇩⇩⇩考えながら描いてみた配置図です。
また、風で紙が飛ばされないように、ひとりが2つの文鎮を使用できるように準備をしたり、半紙を配る時は新聞の下に挟むなどの工夫を加えました。
好天のおかげで、来場者さんも多く、1時間ごとに区切って、午前と午後で計7回開催した書道ワークショップは、どの時間帯も必ず予約が入るという盛況ぶりでした。この7回のワークショップで大活躍したのがこちらの2冊です。もちろんスペイン語でも説明されているのでパラグアイの人たちへの指導がスムーズにできるはずです⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
職場のパラグアイ日系・日本人会連合会の教育担当主任のOさんにご協力をいただいて出来上がったテキストとお手本です!今回のワークショップへの派遣依頼を受けた直後から連合会に大切に保管されていた日本から届いたテキストやお手本を参考に作成に取り掛かりました。
どのページにも図や写真を入れて、パラグアイの人たちが1回のワークショップで基礎的な技術・知識を理解してもらえるように、また姿勢や精神性の基本も分かりやすく短い説明で伝わるようにしました。また、自宅に帰ってからも練習ができるように工夫しました。
ピクニックデイ当日実際に使ってみると、予想以上に使いやすいと感じました。 指導時間の長短、対象者の人数やレベルなど、状況に応じて多様な使い方ができそうです。Oさん、ありがとうございました!
セントロニッケイ代表のSさんにデータを送り、当日の来場者数ぶんの印刷と製本をお願いしました。おかげで参加者全員に配布し、興味深く読んでいただくことができました。
そして今年も開始直後から女性スタッフがサポートしてくださいました。
今年の書道ワークショップ担当はKさんです!
午前中前半は、私がひとりで拙いスペイン語で必死にテキストの説明やお手本の漢字について説明していたのですが、、
同じ内容の説明を繰り返していくうちに、、、
Kさんは私の説明の要点や大まかな内容を覚えてくださって、いつの間にか私の話だけでは十分伝わっていないと思われる箇所の補足説明や、実技の細かい筆使いなどのアドバイスを積極的にやってくださっていました!
頼もしいやら。ありがたいやら、、、
その上、午前中後半から男性メンバーが加わってくださり、午後からはさらに別の仕事を終えた男性メンバーが2人も加わってくださいました。
どの方々もすぐに内容を理解して、見事なチームワークを発揮しながら、即戦力となって私の指導をしっかりサポートしてくださいました。
なんて心強い !! 4人の頼もしい仲間たちに恵まれたことに心から感謝です。
きっと来年は私がいなくてもしっかり書道ワークショップが開催されること間違いなしです!!!!!
セントロニッケイのみなさん、ありがとうございました!
そして、書道ワークショップに参加してくださったみなさん、お会いできたこと、楽しくお話しさせていただいたことに心から感謝いたします。
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