JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

まさか、¿あの高級フルーツが邪魔者扱い?

パラグアイは年間を通して温暖な亜熱帯気候です。6月〜9月の冬には気温が10度以下になることもあると聞いていましたが、今年は30度を超える日も多く「本当に冬?」と思ってしまうような暖かい毎日を過ごしています。

そんなパラグアイは私のフルーツパラダイス!!!!

近くのスーパーではバナナやパイナップルは日本の半額以下、みかんやオレンジなどの柑橘類も豊富な品揃えで、計り売りコーナーに山のように積まれています。フルーツ大好きな私が日本では高級過ぎてめったに口にすることのなかった果物も思う存分食べることができるのです。

たとえば、トロピカルフルーツの代表パパイヤ。写真のいちばん下、この大きさのものがなんと200円!半分で100円。これでお腹いっぱいになるほどの大きさです。着任早々この上品な甘さのとりこになってしまい、2ヶ月間ほぼ毎日パパイヤを食べ続けていました。

美味しいのはパパイヤだけではありません。

いきなりですが、ここでクイズです。次の赤と緑が混ざったようなツヤツヤの果物は何でしょうか。       

答えは、アボカドです。

こんな色のアボカドを見たのは初めてだったので、思わずクイズにしちゃいました。色もさることながら、大きさがソフトボールからハンドボール位で、とにかくデカイです。

パパイヤもアボカドも健康にも美容にも良くて、しかも安いとなったら、食べない理由が見つかりませんよね。

さて、お次もクイズです。高級フルーツの代名詞とも言えるこの果物は何でしょう。隣にカットしたものもあるので大サービス問題になってしまいました。

      

そうです! 答えは、マンゴーです。

写真は職場の方にいただいた、赤く大きく熟したアップルマンゴーです。とろけるように甘くてとても美味しかったです。

道端や多くの家々の庭、そして私の職場の敷地内にも立派なマンゴーの木が植えられています。パラグアイでは、マンゴーは一般的に「買うものではなくて、いただくもの」のようです。黄色で小ぶりの実をつけるものは、ペリカンマンゴーというらしく、繊維質なため、食べるよりジュースにした方が良いとのことです。マンゴーが実る家庭では、ある程度は消費するのでしょうが、あまりにもたくさん実ると放置されてしまうようです。「落ちた実の片付けがたいへん」「鳥さえ見向きもしない」「腐敗した臭いで虫がよってくる」と、さんざんな言われようです。そんな言葉を聞くと「なんと贅沢な、もったいない」と思ってしまいます。

今日も落ちている実を踏まないように、注意深くよけながら「もったいない、もったいない」と心の中でつぶやきつつ歩いている私です。

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