JICA海外協力隊の世界日記

宮ちゃんのパラグ愛が止まらない

忘れられない食べ物 その6 【似て非なるものも美味】

前回は「ロミオとジュリエット」という名前のチーズとグァバのペーストを組み合わせた、相性抜群のスイーツを紹介しました。

今回はチーズと組み合わせるペーストがグァバではなく、バタータ(サツマイモ)の食べ物を紹介します。

それが最初の写真のドゥルセ・デ・バタータ・コン・ケソ(※ドゥルセは、スペイン語で「スイーツ」とか「甘い」、コン・ケソは、「チーズ添え」という意味です。)」です。              

えっ⁉「ロミオとジュリエット」のようなステキな名前はないの?たとえば、シェイクスピアつながりで「アントニーとクレオパトラ」とか、、、って思ったみなさん、私も全く同じことを思いました。

ちょうどエンカルナシオン夏祭りに向けて、ボン・ジョビの『リヴィン・オン・ア・プレイヤー』の曲で踊る盆踊りを職場で練習していた私が、歌詞に登場する「トミーとジーナ」を推したところ、隣の席のYさんが、「トムとジェリー」でいいんじゃない。って、、、ん?別に人間でなくてもいいのかも、、、、

みなさん、「ロミオとジュリエット」に負けないインパクトのある2人(または2匹)の名前、他に思いつきますか?

実は、ちょうど1年前、夏祭りの活動で、エンカルナシオンに出張した際に食べたことがあります。エンカルナシオン日本人会の役員さんから「絶対に食べてほしいパラグアイの代表的なスイーツですよ。」と、薦めていただき、生まれて初めて食べたのが「ドゥルセ・デ・バタータ・コン・ケソ」だったのです。

その時に食べたのが⇩⇩⇩⇩⇩こちらです。

ケソ・パラグアージョとドュルセ・デ・パタータ.jpg

控えめなやさしい色合いの見た目のとおり、やさしい甘さでした。

職場の皆さんと「ロミオとジュリエット」を数日楽しんだ翌日、Oさんがわざわざ材料を買ってきて、作ってくださいました。

用意してくださった材料が2枚目の写真です。

今回も贅沢なことに、美味しいチーズが2種類用意されています。パラグアイチーズと、いかにもドゥルセと合わせてくださいと主張しているようなパッケージのクリーム系チーズ、「ケソ・クアルティロロ」です。

特別に、パラグアイチーズにパラグアイの美味しいハチミツをかけたものも作ってくださいました。

ドゥルセ・デ・パタータ・コン・ケソ.jpgのサムネイル画像

まさにパラグ愛に溢れた食べ物ですね♡♡♡

ケソ・コン・ドゥルセ・デ・パタータ.jpg

どちらも美味しくないはずがありません。

JICA隊員として日本からパラグアイに来ることができたご縁で、配属先や出張先で出会うことができた方々が、「ぜひ食べてほしい」と薦めてくださったスイーツです。

しかも、やさしい甘さで、「時々食べたくなる」という根強いファンも多いのに、グァバからサツマイモに変わっただけで、「ロミオとジュリエット」のような名前を付けてもらえないなんて!

ケソ・コン・ドゥルセ・デ・パタータ2種類.jpg           

「ロミオとジュリエット」に負けないでねー!という応援の意味も込めて、、、

「ドゥルセ・デ・バタータ・コン・ケソ」、「忘れられない食べ物 その6」に決定させていただきました。

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