JICA海外協力隊の世界日記

ダラットの旅行日記

#5 コロナ渦での私の活動<ベトナム・ダラット観光隊員>

皆さん、こんにちは!

ベトナム・ダラットにて活動をしている観光隊員の三好です。

今回はコロナ渦の中、活動の状況を紹介したいと思います。

上記の写真は、在宅活動中に撮影したベトナムのバナナの写真です。日本でよく売られているフィリピンのバナナよりも少し大きく、甘いです

1、ベトナムとダラットのコロナ影響

デルタ株のコロナが今年5月からベトナム国内で流行し始めました。ベトナムの一部都市では社会隔離措置がとられており、いまだにその猛威に晒されています。

今年7月、ラムドン省外からの移動に制限がかかり、ダラットの観光業は休業を余儀なくされました。ダラット市内では、店内飲食禁止や屋外の運動禁止措置がとられました。

上記の写真は、二ヶ月間(7月~9月)在宅活動中に撮影した部屋の窓から撮影した道路の様子です。

2、人との接触が禁止になった活動

ベトナムに渡航する前から観光隊員は厳しい環境かもしれないと言われていました。しかし、ベトナム国内のコロナ制御ができれば、観光業は大丈夫だろうと思っていました。

ところが、コロナの感染爆発が起きると、不要不急の外出は禁じられ、観光地や観光関連施設は休業していました。人と人との交流は制限され、真っ先に観光業や飲食業は営業制限がなされました。

私の主な活動は、ブログやSNSによるダラットの観光情報の発信を通して、ダラットの認知度を向上させ、観光客を誘致することです。

残念ながら、観光地へ取材にいけないばかりかオフィスにもいけなくなり、二カ月間は在宅勤務体制となりました。

くよくよしていても埒があかないので活動するしかありません。

電話やメールを通して、レストランやお店を取材して店や観光地をブログで紹介することに切り替えました。SNSのインスタグラムでは、日々買い物に出かけるローカル市場やダラット生活の様子を発信しています。

ダラット市を広報しているインスタグラムのリンクです。

上記の写真は、配属先であるラムドン省人民委員会庁舎のオフィスから取った写真です。ダラットは、フランス建築のヴィラやホテルが立ち並ぶとてもきれいな街です。

3、コロナの規制緩和と活動の覚悟

9月9日からダラットのコロナ規制が緩和され、在宅活動からオフィスにて活動することができるようになりました。(オフィス外活動は禁止です)

同僚と話したり、活動について同僚と直接お話をすることがとてもうれしかったです。

コロナ規制で人と人との交流が禁じられているからこそ、人と話す喜びを強く感じました。

私の活動はまだ1年と数カ月残っています。

活動中にコロナの影響が終わることはわからないですし、さらなるロックダウンがあるかもしれません。

それでもベトナム政府も徐々に外国人観光客受け入れの準備をしているというニュースも聞きます。

コロナ渦の中で、派遣頂いたことを感謝して、自分のできる活動でダラットに貢献して行こうと思っています。

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