Pole pole Life in KENYA

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森 彩華
埼玉県 ★新規執筆者

タイプ/職種
青年海外協力隊
障害児・者支援
派遣国
アフリカ
ケニア ナクルカウンティ
一言メッセージ
JAMBO!わたしはケニアのナクルというところで特別支援学校(知的障害)の教員をしています。ケニアに来て1年が経ち、身も心もすっかりケニア人に・・・?ケニアのリアルな日常をお届けします☀

 

活動紹介 その3

2019.10.26

活動

はばり?

今回は職業訓練を中心に授業を行う、男子のクラスでの活動を紹介します。

このクラスでは学習障害や自閉症、発達障害のある15歳から20歳の生徒が勉強しています。

普段は基礎的な学習に加え、ビーズワークや理容等の作業学習を行なっています。

さて、わたしはこのクラスでどんな活動をしようかと考えたときに、

彼らの学力やコミュニケーションの力は個人差があるけれど、彼らには健康で立派な体力がある!と思いました。

そして彼らの家庭はほとんどが大なり小なり畑を所有しているので、農業のスキルは家庭でも役に立つのではないかと。

そこで学校の敷地内の空き地を耕し、畑を作ることにしました。

校長先生に許可を取り、「いいアイディアね!」となったあと、

次から次へと問題が発生しました。

・畑を耕す鍬がない

・学校ないをヤギが歩き回っているので柵を作らなければ作物が全部食べられてしまう

・でも柵を作る予算はない

・種や苗はどうする?

・・・などなど。

でもここでめげるわけにはいきません。やると決めたら、やるのだっ!

鍬は隣の小学校にお願いして借りてきました。

柵は、学校の物置にあった廃材を利用して作りました。

種や苗は、先生たちにお願いして分けてもらいました。

そうしてようやく始まった畑作り。

まずは、空き地に散乱しているゴミ拾いから。

意外と広いのでみんなで手分けして拾います。

このクラスには足が悪く杖をついて歩行している生徒がいますが、ゴミ拾いであれば可能だろうと考え、ゆっくりでいいからね、と声をかけながら参加してもらいました。

ゴミがなくなったら次は耕します。

ここで発揮されたのが彼らの底抜けのパワー!

力強く次々と耕していきます。

途中で「手が痛いよ。。」と言って休む生徒に、「もう少しで休憩だから頑張ろう!」と励ましながら。

耕す作業は何日もかかりましたが、彼らの努力により無事完了。

畝を作り、種をまき、たっぷりと水をやり・・・。

毎日朝と夕の2回水やりをすることが彼らの日課になりました。

そして・・・

芽が出ました!!!!!

畑にはトマト、キャベツ、ほうれん草の種をまきました。

3種類ともちゃんと発芽してくれ、生徒たちと一緒に喜びを分かち合いました☺☀︎

・・・

ここでわたしの活動期間1ヶ月半が終わってしまい、「引き続きよろしくお願いします」と担任の先生たちにお願いして次のクラスへ移動しました。

この頃ケニアは雨季に突入。みるみるうちに生い茂っていく雑草。。

数日後に畑を見に行ってみると、野菜も育っていましたが雑草が覆いかぶさってジャングルのようになっていました。

その雑草の中にはトゲがあるものもあり、この状態から雑草取りをするのは危険だと判断。

収穫を迎えることなく畑はダメになってしまいました。。

雨季の植物の成長スピードに驚くとともに、とても残念な気持ちでいっぱいです。

毎日手を掛けることの大切さを知りました。他のクラスに移った後も頻繁に畑を見に行って、世話をするように声かけすればよかったなぁと後悔しました。

今回の反省を踏まえ、現在リベンジを計画中です。

今度こそ収穫するぞーーーー!!!