JICA海外協力隊の世界日記

Pole pole Life in KENYA

ケニアの特別支援学校のいちにち その2 給食編

はばり?

さてさて今回は学校の給食をご紹介します。

その前に、時間割はこんな感じ。

〜8:30 登校

8:45〜 朝礼

9:00〜 授業(以降1コマ30分)

10:30〜 チャイ休憩

11:00〜 授業

12:30〜 昼食

14:00〜 授業

15:00 下校

・・・チャイ???と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

チャイとはスワヒリ語で「お茶」という意味で、ケニアではお砂糖たっぷりミルクティーのことを指します。

そして学校に限らずどこへ行ってもケニアにはチャイタイムが存在し、

この時間になるとみんなでチャイを飲み、ドーナツなどを食べながら休憩するのです。

我がパンガニ特別支援学校では、生徒はチャイの時間に写真に写っている飲み物を飲みます。

これはウジといわれる飲み物で、いろんな穀物が混ざったものを挽いて、お湯で煮立てた葛湯のような、お粥のような飲み物です。

栄養価が高いことから、ケニアでは幼いころから特に朝ごはん代わりに飲まれることが多いようです。

さて、お次は給食です。

ケニアの給食は日本と違い、バリエーションが3つか4つしかありませんが、「ウガリとキャベツ」この組み合わせが一番多いです。

ウガリとは・・・?

主食でありケニアのソウルフード。写真に写っている白いものがウガリです。

メイズという白いとうもろこしを乾燥させて粉にしたものをお湯で練りながら蒸し焼きにします。

食感は硬い蒸しパンのようなかんじ。味はほとんどありません。

これを手で練りながら、おかずと一緒に食べるのがケニア流です。

そして右側はキャベツ炒めです。塩とトマトをベースにした味付けで、優しい味ですがわたしはけっこう好きです☺

別の日の給食も見てみましょう。

この日の給食は「ウガリとデング」でした。

デングはグリーングラムという緑色の小さな豆のことで、トマトやピーマンなどと煮てあり、辛くないカレーのようで美味しいです☺

今回は主食がウガリの給食を紹介しましたが、主食が米の日もあります。

米の日のおかずはデングかマハラグェという赤い豆を煮たものが出ます。

そして金曜日には「ウガリとキャベツ」の中に牛肉がトッピングされます。

生徒たちはみんな、お肉の金曜日を楽しみにしています☀︎

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