JICA海外協力隊の世界日記

Mori先生のLet's go! ヤップ島!

宴はみんなで!?

この前の土曜日は、朝から水泳大会…町の海辺に特設プールがあって、そこでの大会でした。(ヤップの水泳事情については、日を改めて紹介できればと思います。)

大会が終わって一息…と思いきや、職場の局長のお子さんが誕生日だという話。

突然、お誕生日会に招待してもらいました。

海の近くまでみんなで移動し、お母さんたちは地元食材を調理していました。

上の写真は「パンノキ(ブレッドフルーツ)」と呼ばれるものを木の葉に包んでいる様子。

パンのような芋のような優しい味がします。

男性陣はバーベキューにとりかかっていました。

ヤップの人たちはパーティーになるとバーベキューをすることが多いようです。

この火を熾すのに用いられるのが古くなったココナッツです。それを燃料とするのが一般的なようで、庭にたくさん置いてある家庭もあります。

木の葉で食べ物を包んだり、古い木の実を燃料に使ったりと、自然の恵みを大事に使っているヤップの人たち。

目の前に広がる海では、子どもたちがずっと遊んでいました。

子どもたちは海遊びに夢中でした。

ヤップではほとんどの土地が私有地です。こうした浜辺のパーティーなども誰かの許可がないとできないのですが、それだけ、自分たちの自然を管理する意識が強いという事なのかもしれません。

この日はこの浜辺の所有者の方たちと、一緒に集いました。

大変、気さくに迎え入れてもらい、感謝感激です。

全てをお見せできないのは残念ですが、魚や地元の鶏、カニなども用意されていました。

名物料理というものをヤップで挙げるのは難しいと思います。

料理名がついた食べ物にはお目にかかっていません。

ですが、ヤップの人たちは果実や芋、魚などを自然の力で素材そのままに調理することに長けている印象です。

素材を生かした食事です。

こうして、日が暮れるまで子どもたちは海で遊び、大人たちは美味しいものを食べて(飲んで?)過ごした土曜日でした。

招待してくださった皆さん、ありがとうございました!

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